
金融リテラシーは投資の知識ではない【J-FLEC(金融経済教育推進機構)理事長 安藤聡】
初心者に向けた2025年買うべき日本株:目利きの専門家が選ぶ銘柄5選
2025年に向けて株式投資を始めたい初心者に向けたおすすめの日本株銘柄について、専門家の意見をまとめました。株主優待や配当利回りも考慮した、魅力的な銘柄の特徴と将来性を探ります。


Q. 初心者が日本株投資を始める際に注目すべきポイントは?
日本株投資を始める際は、以下のポイントに注目すると良いでしょう:
1. 株価の手頃さ - 初期投資額が低い方が心理的ハードルが下がります
2. 知名度と理解しやすさ - 身近な企業や理解しやすい事業内容の銘柄が良い
3. 株主優待と配当利回り - 継続保有のモチベーションになります
4. 成長性 - 長期的な株価上昇が期待できる銘柄を選びましょう
5. 安定性 - 値動きが激しすぎない銘柄が初心者には向いています
専門家によると、「個人投資家の多くは投資金額の大きさを最も気にする傾向がある」とのこと。初心者なら特に、購入しやすい価格帯の銘柄から始めるのがおすすめです。

Q. 2025年に買うべき初心者向け日本株ランキングのトップ5は?
専門家が選ぶ2025年に買うべき初心者向け日本株ランキングは以下の通りです:
1. ソフトバンク - 必要資金約2万円、高配当利回り
2. 三井住友フィナンシャルグループ - 金融株の王道、高配当
3. 三越伊勢丹 - 10%オフカードの優待、インバウンド需要
4. イオン - 3%キャッシュバックの株主優待カード
5. 信越化学 - 半導体関連素材の世界的企業
特に1位のソフトバンクは、100株購入に必要な資金が2万円強と非常に買いやすく、配当利回り4%に加えて、2026年3月末の株主からPayPayポイント1000ポイントの株主優待が始まります。これにより実質的な利回りは9%を超え、初心者にとって魅力的な銘柄となっています。
Q. ソフトバンク株が初心者におすすめの理由は?
ソフトバンク株が初心者におすすめされる理由はいくつかあります:
1. 手頃な価格 - 100株購入に必要な資金が約2万円と非常に買いやすい
2. 高配当 - 配当利回り4%という高水準
3. 株主優待の導入 - 2026年3月末の株主からPayPayポイント1000ポイントがもらえる
4. 事業の安定性 - 携帯電話事業による安定収益基盤がある
5. 成長分野への展開 - PayPayなどキャッシュレス決済分野での成長性
専門家は「配当と優待を合わせると実質利回り9%を超える」と指摘しています。また、2025年3月末までに購入すれば、翌年から優待を受け取れるため、今がタイミングとも言えます。
Q. 三越伊勢丹の株主優待はどのくらいお得?
三越伊勢丹の株主優待は、非常に高い実質利回りが魅力です:
- 100株保有で年2回、10%オフのカードがもらえる
- 30万円枠のカードと15万円枠のカードが付与される
- 上限いっぱいまで使うと4万5000円分の価値になる
- デパ地下でも使える
- セール品にも適用可能
- 伊勢丹のMIカードと併用できる
「子供のランドセル購入時に10%オフになった」など、実際に使ってお得だったという体験談も報告されています。インバウンド需要の回復も見込まれ、業績面でも期待できる銘柄とされています。
Q. イオン株の優待システムの特徴は?
イオン株の株主優待システムには以下のような特徴があります:
1. 株主カードによる常時3%還元 - 100株保有でも買い物時に3%キャッシュバック
2. イオンカードとの併用可能 - 通常のイオンカードとの併用で還元率アップ
3. 家族カードも発行可能 - 離れて暮らす家族も優待を受けられる
4. 日常的な利用価値 - 日々の買い物で継続的に恩恵を受けられる
専門家によると「毎日のお買い物が3%返ってくるため、利用頻度によっては非常に高い実質利回りになる」とのことです。イオン近くに住んでいる方には特におすすめの銘柄です。
Q. 株主優待以外に注目すべき銘柄の特徴は?
株主優待以外にも、初心者が注目すべき銘柄の特徴として以下が挙げられます:
1. 成長分野への関与 - データセンター、AI関連、DX(デジタルトランスフォーメーション)など
2. 安定した事業基盤 - 携帯電話事業や金融事業など
3. 長期的な業績向上の見込み - 継続的な増収増益の実績
4. 国際競争力 - 世界市場でのシェアや成長機会
5. 株式分割の実施 - 買いやすさの向上や優待拡大の可能性
例えば信越化学は半導体関連素材で世界的に競争力があり、アメリカのインフラ法案(ビルド・アメリカ・バイ・アメリカ法)からも恩恵が期待されています。
Q. 初心者が株式投資を始める際の具体的なステップは?
初心者が株式投資を始める際の具体的なステップは以下の通りです:
1. 証券口座の開設 - ネット証券などで口座を開設する
2. 少額から始める - 2〜10万円程度の手頃な金額から投資を始める
3. 身近な企業から選ぶ - 自分が知っている、理解できる企業から選ぶ
4. 長期保有を意識する - 短期的な値動きに一喜一憂せず長期視点で考える
5. 押し目買いリストを作る - 買いたい銘柄のリストを事前に作っておく
6. 定期的に情報収集する - 保有銘柄の決算情報などをチェックする習慣をつける
「押し目買いリスト」とは、市場全体が下落した時や、一時的に株価が下がった時に買いたい銘柄をあらかじめリストアップしておくことです。冷静な判断ができなくなりがちな大幅下落時にも行動できるようになります。
Q. 株式分割と株主優待の関係について教えてください
株式分割は投資家にとって以下のようなメリットがあります:
1. 投資しやすい価格帯になる - 例えば1株1,000円の株が4分割すると1株250円になる
2. 株主優待取得のハードルが下がる - 100株から優待がある場合、必要金額が1/4になる
3. 優待制度が改善されるケースも - 分割後も100株から同等の優待が継続されることがある
専門家は「最近は株式分割後も100株から優待が受けられるよう、企業が優待制度を新設・改善するケースが増えている」と指摘しています。アシックスの事例では、4分割後も100株から優待が受けられるようになり、実質的に優待取得のハードルが下がりました。
Q. 日本株と米国株、初心者はどちらから始めるべき?
日本株と米国株にはそれぞれ特徴があり、初心者の状況に応じて選ぶと良いでしょう:
日本株のメリット:
- 馴染みのある企業が多く事業内容を理解しやすい
- 株主優待が充実している
- 時差がなく取引しやすい
- 少額から始められる銘柄も多い
米国株のメリット:
- 成長率が高い企業が多い
- 世界的なテック企業に投資できる
- ETFなど選択肢が豊富
- 長期的なパフォーマンスが良い傾向
専門家の間でも意見が分かれており、「米国株一択」という意見もあれば、「日本株も成長している」という見方もあります。初心者は自分の関心や投資スタイルに合わせて選ぶのが良いでしょう。
Q. 投資初心者が避けるべきよくある失敗は?
投資初心者が避けるべきよくある失敗には以下があります:
1. 高値掴み - 値上がり後に飛びつかない
2. 損切りできない - 下落が続いても売れない
3. 値動きに一喜一憂する - 短期的な変動に惑わされない
4. 十分な知識なしで投資する - 最低限の基礎知識を身につける
5. 分散投資をしない - 1銘柄に集中せず、複数の銘柄に分散する
6. 投資資金の管理ができていない - 余裕資金で投資する
専門家によると「5.5倍になったから買おう」というのは危険な発想で、むしろ「押し目買い」を意識して、一時的に下落したタイミングで買うことを推奨しています。
