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ハックされた採用市場で優秀人材を見極めよ
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2025年5月14日

【Sponsored by ベネッセ i-キャリア】 「採用課題を徹底解決 優秀人材の見極め方は『思考力』」をテーマに、人材研究所 社長 曽和利光氏、星槎大学 客員教授 北川達夫氏、ベネッセ i-キャリア 社長 風間直樹氏に話を聞きました。 ▼プロフィール 曽和利光|人材研究所社長 北川達夫|星...
人材採用の新たな羅針盤:偏差値を超えた「思考力」で真の逸材を発掘する
激動の現代において、企業が直面する人材採用の課題は深く多岐にわたる。従来の評価システムでは優秀な人材を見極めきれず、高まる離職率がその実態を物語る。本記事では、採用現場が抱える問題点と、その解決の鍵となる「思考力」の重要性をQ&A形式で深掘りする。

Q. 現代の採用活動にはどのような課題があるか?
現代の採用活動は、「集められない、見極められない、動機付けられない」という三重苦に直面する。面接対策やES作成の容易化で就活生の本質的能力が見抜きづらく、従来の選考手法は陳腐化。面接も面接官のバイアスに左右され客観的評価は難しい。売り手市場と採用プロセスの長期化・複雑化が人事の業務負荷を増大させ、一人ひとりに時間をかけられない。結果としてミスマッチが深刻化し、新卒の3年以内離職率は過去最高の34.9%に達している。

Q. なぜ「思考力」が優秀な人材を見極める鍵となるか?
採用ミスマッチ解消と優秀人材確保の鍵は「思考力」の見極めである。AI時代や答えのない問いに挑む現代ビジネスにおいて、論理的思考力と問題解決能力は基盤をなす。思考力は過去の学習量ではなく、「これからどれだけ学び得るか」という未来の成長ポテンシャルを示す指標だ。OECDや文科省も予測不能な時代を生き抜く「生きる力」として不可欠と提唱する。ビジネスでの思考力は「知的誠実性」にも近く、自己バイアス排除、客観的本質認識、事実受容の姿勢を指す。この能力が欠如すれば、環境変化への適応遅れや自己成長停滞を招き、リスキリングが必須の現代では市場価値の低下に繋がりかねない。自己改善のサイクルを回すため不可欠な能力だ。

Q. 従来の採用手法では思考力を見抜くことができないのか?
従来の採用手法、特に面接において思考力を見抜くのは極めて困難である。面接官は「外交性」や「情緒安定性」といった表面的な印象に評価を歪めがちで、「誠実性」や「知性」(思考力を含む)は見極めるのが非常に難しい。思考力は実データを用いた課題解決を行うインターンシップで測るのが最も有効だが、膨大な手間とコストがかかり非現実的だ。多くの企業は思考力見極めに課題を感じているが、効率的な代替手段が見つけられていない現状がある。
Q. 「GPS-Business」とはどのような思考力テストか?
採用課題解決のため、実践型思考力テスト「GPS-Business」がベネッセi-キャリアから提供される。これはベネッセの研究に基づき、新しい学力観により思考力そのものを客観的に測定する。GPS-Businessは「批判的思考力」(課題分析)、「創造的思考力」(解決策導出)、「協働的思考力」(合意形成)の三つを測る。テストは実際のビジネスシーンを想定した動画形式で構成され、言語能力に左右されず、純粋な思考力と実践的判断能力を評価可能だ。例えば、都市活性化の議論に対し「他市との比較は?」と問い、批判的思考力を測定。約30〜35分の短時間で測定し、結果は面接官向けに約2分で把握できるレポートで提供される。面接の質と効率向上が期待される。
Q. 思考力テストが採用戦略をどのように変革するか?
GPS-Businessのデータから、大学の入学偏差値と思考力スコアが完全に相関しないことが判明。高偏差値でなくとも高い思考力を持つ学生は存在し、企業にとって競争率の低い「ブルーオーシャン」である。このテストは採用を従来の「競争」から「発掘」へと転換させ、幅広い層から貢献できる人材を効率的に見つける。人事担当者は面接で適合度や意欲の深掘りに集中でき、評価の質が標準化される。学生側も学歴ではなく真の能力を評価される機会を得て、企業と学生双方にとって最適なマッチングを築く。
Q. 思考力は後天的に伸ばせる能力か?また、企業での活用方法は?
思考力は先天性だけでなく、後天的に努力で伸ばせるスキルだ。対話経験は協働的思考力を、抽象化と応用練習は創造的思考力を高める。企業は採用段階で高い思考力を持つ人材を見極めることで、入社後の育成コストと時間を削減し、早期戦力化を実現する。GPS-Businessの結果は学生本人にもフィードバックされ、自身の思考の強みや癖を認識できる。給与や人気だけでなく、「自身の能力を活かし貢献できる場」を選択する自己理解ツールとなり、個人の幸福とキャリア形成の成功に繋がる。中途採用においても、職務経歴では見抜きにくいポータブルスキルとしての思考力を評価し、活躍可能性を正確に予測する活用法がある。
Q. 「思考力」を重視する採用が社会全体にもたらす影響は?
思考力テスト導入の第一歩として、企業はまず自社のハイパフォーマーに受検させ、本当に求められる思考力のモデルを定義すべきだ。思考力は単なるビジネススキルでなく、OECDや文科省が提唱する「生きる力」そのものである。予測不能な時代を生き抜くために不可欠だ。現状、大学から社会への「出口」たる採用が学力テスト中心であることは社会的損失とも言えるが、企業が「思考力」を重視すれば、大学教育や学生の学習方法を変革させるだろう。知識の暗記から問題解決能力や論理的思考力鍛錬へ、教育システム全体がシフトする。この採用基準の「出口改革」は、学びに目的意識を与え、新卒社会人の即戦力化を促進し、長期的な人的資本の質の向上にも貢献し、企業と個人が共に成長する社会を創造する。

Q. まとめ
「思考力」の可視化は、現代の採用課題を解決し、真にポテンシャルのある人材を発掘する新時代の羅針盤である。企業にとっては採用効率と質を向上させ、長期的な競争力を確保する。個人にとっては、自身の内なる能力を客観的に認識し、納得のいくキャリアを築く助けとなる。偏差値偏重の採用から思考力重視の採用へとシフトすることで、企業と個人が共に成長し、より豊かな社会を築き上げていくことが可能となる。