
40代からお金を使い切る方法(日本語吹き替えバージョン)
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2025年8月20日
『DIE WITH ZERO』の著者であるビル・パーキンス氏が日本の映像メディア初登場。いつから資産を取り崩すべきか? 永続的な幸せを生み出す「記憶の配当」とは何か? 「人生が豊かになりすぎるお金の使い方」を『DIE WITH ZERO』の著者に聞いた。 <ゲスト> ビル・パーキンス|『DIE W...
英語バージョン(日本語字幕)はYouTubeで公開中
40代は若い?『DIE WITH ZERO』著者が説く「充実した人生」と「お金の使い方」
お金は「充実した人生」を実現するためのただのツールだ——『DIE WITH ZERO』の著者ビル・パーキンスは、そう語る。「ゼロで死ぬ」とは、お金を貯め続けるのではなく、人生の充実のために適切なタイミングでお金を使うことの大切さを説いている。40代の人々に向けたメッセージから、相続の本当の意味、リスクの捉え方まで、充実した人生を送るためのヒントを紹介しよう。

Q. 40代の人々へのメッセージは?
40代はまだ若い。20代と同じようなものだ。多くの人が特に貯金についてとらわれすぎている。「もっと貯金があるといいな」と考え続けるが、お金はただのツールだ。例えば、家を建てるためのハンマーや鋸のようなもの。これらの道具を集め続けるだけで、実際に家を建てないのは無駄なことだ。

だから落ち着いて考えてほしい。お金というツールを何に使うのか。その目的を明確にすれば、人生ははるかに充実したものになる。
Q. 相続について、どう考えるべき?
子供に負担をかけたくない、遺産を残したいと考えることは名誉なことだ。しかし、本当に助けたいなら、タイミングが重要になる。相続の目的は何か、お金の目的は何かを考えてほしい。
お金は充実感を得るためのツール。両親と楽しい活動をすることは、子供にとって充実した時間だ。両親と過ごす時間は、残りの人生にも大きな思い出を与えてくれる。
相続として考えるべきは、一緒に旅行に行ったり、食事をしたり、公園に行ったりする楽しい時間だ。それは死後も長く続く思い出の配当になる。これらの経験は、今を充実させ、将来にも良い影響を与える。
大金は必要ない。公園の散歩や美術館のチケットで十分だ。これは富裕層だけの特権ではなく、考え方の問題だ。相続とは何か、お金の目的は何か、意味のある体験を作ることができるか、これを考えてほしい。
Q. リスクの捉え方について教えてほしい
多くの人はリスクというとすぐにお金を考えるが、リスクには様々な種類がある。財政的なリスク、物理的なリスク、そして感情的なリスクだ。
大学教育を受けた人は、どこでも何らかの仕事を得ることができる。望んだポジションではないかもしれないが、生存のリスクではなく、エゴのリスクなのだ。自分が失敗したと言われるのを恐れたり、地位や生活が下がることを恐れている。

若い人にとって、時間は最大の資産だ。あなたには10億秒を超える時間があり、それは億万長者と言えるほどの価値がある。バッターボックスに立ち続けて何度も挑戦する時間がある。成功した時、残りの人生よりも長い時間それを楽しむことができる。
人生の本当のリスクは、全体的な充実感、何回挑戦できるかを考えること。失敗して全てが崩れるという恐れと比較して考えてほしい。
Q. 40代で行き詰まりを感じている人へのアドバイスは?
40代になると家族や住宅ローンなど、失うものが多いと感じがちだ。しかし、どんな人生を望むかを考えてほしい。冒険的な人生を望み、その報酬が価値あるものかを判断すべきだ。
例えば、世界中を旅行したい、特定の会社を作りたいなど、あなたにとって意味のある報酬があるなら、リスクを取る価値がある。失敗しても家を失わず、安いアパートを借りられるような状況を設計できるかを考えよう。

多くの人がお金にとらわれすぎている。お金は家を建てるためのハンマーや鋸のようなもの。道具を集め続けて家を建てないのは無駄だ。お金は充実した人生を築くためのツールであり、目的がなければ、使わないお金を稼ぐために時間と努力を費やすのは意味がない。
Q. この本を書くことであなた自身の考え方は変わった?
この本は自分の考えを整理し、責任を持つのに役立った。「自分の人生を救うために本を書いた」と言うと、「死にかけていたの?」と聞かれることがある。誰かが窒息していて緊急処置で助かっても、いつかは必ず死ぬ。では、誰かを救うとはどういう意味か?それは、より多くの時間、より多くの充実感を与えることだ。
人生の目的は充実することだと主張し、この本を書くことで責任を持つようになった。妻に「やりたいことリスト」を作るよう言われ、東京の電車に乗りたいと思ったが、考え直した。90歳でも電車に乗れるが、サファリやパリの散策など、より元気なうちにしかできないことに焦点を当てるべきだと気づいた。
Q. 日本のファンへのメッセージは?
日本を本当に感謝し愛している。文化が大好きだ。人々が時間をかけて本を読み、メモを取り、心に留めて実践してくれることに感謝している。
日本の人々に望むことは、可能な限り充実した人生を送ってほしいということ。冒険的で、大胆で、充実した愛に満ちた人生を。この本のアイデアが参考になれば嬉しい。
20代の人は、友達と何をして楽しむか真剣に考えてほしい。お金をかける活動もあれば、かけない活動もある。ゲームの会を開いたり、人生のそれぞれの時期を最大限に楽しむ工夫をしよう。
