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プレミアリーグ展望:ストライカーと日本人選手で活躍するのは誰か?
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2025年8月17日

新シーズンが開幕するプレミアリーグ。大型補強により進化するビッグ6の中で、優勝するのはどのチームか?新ストライカーと日本人選手の中で、活躍するのは誰か?ビッグ6の戦力・戦術分析を中心に、レギュラーメンバーに展望してもらった。 <ゲスト> 木崎伸也|スポーツライター 1975年、東京都生まれ。200...
ストライカー対決!誰が1番活躍する?プレミアリーグ日本人選手も徹底分析

Q. プレミアリーグの主要ストライカーの中で、最も活躍しそうな選手は誰でしょうか?
シュコセチェシュコ(マンチェスター・ユナイテッド)、ユーケシェ(アーセナル)、エキティケ(クリスタル・パレス)の3人による"ストライカー対決"が注目を集めています。専門家たちはそれぞれの選手の特徴と可能性を分析しました。

スポーツライターの木崎伸也氏はシュコセチェシュコを推し、「伸びしろが一番ある」と評価。ライプツィヒ時代にはスランプもあったものの、PKの技術が高く「ボールを持った瞬間に狙いどころを決めて蹴る」特徴があると指摘しました。また身長が高くパワーもあり、ヘディングも強いため、今シーズンで10ゴール以上は確実に取るだろうと予想しています。
シュワーボ東京監督のLeo the football氏はユーケシェを推しており、「一番異物として入るので、掛け算になる可能性が高い」と評価。他の選手が「足し算」になるのに対し、「面白い化学反応を起こしてくれそう」として、15ゴールを予想しています。
スポーツライターのミムラユウスケ氏はエキティケを選択。その理由として「アーセナルのチーム作りにおいて不安要素が少ない」と説明しました。シュコセチェシュコはユナイテッドの不安定さやブルーノ・フェルナンデスなど他選手の存在で出場機会が制限される可能性があり、ユーケシェはライバルとしてハバーツが控えているため、エキティケが最も安定した活躍をするだろうと分析しています。
エキティケについては、フランクフルト時代から才能が評価されており、戦術理解度を高めることができれば、最も伸びしろがあるとの見方も示されました。
Q. ユーケシェの弱点とされていたヘディングは改善されているのでしょうか?
ユーケシェのヘディングは以前、得点数が少ない弱点がありました。その原因としては、クロスが入ってくる時の背中の入れ方、助走の取り方、ヘディング時に顔が下がる問題がありました。しかし、プレシーズンで見せたゴールでは、これらの問題点が全て改善されていたと指摘されています。この改善が一時的なものではなければ、ヘディングでのゴールも期待できるようになるでしょう。
また、ユーケシェはゴール数だけでなく、アシストも得意とするタイプの選手で、「感覚的にはフィルミーノに近い」という評価もあります。サイドに流れて展開する能力があり、中央で貯めたりサイドに流れたりする特性を活かして、チームメイトの得点機会を増やすことも期待されています。
Q. 3人のストライカーにとっての「合格点」はどのくらいのゴール数になるのでしょうか?
3人ともに高額移籍金で獲得された選手たちであることを考えると、「ゴールとアシストを合わせて20〜25」が合格点になるという見解が示されました。いずれも1億ユーロ(約100億円)を超える移籍金で獲得された選手たちだけに、期待値も高くなっています。
Q. プレミアリーグの日本人選手では、今シーズン誰が最も活躍しそうですか?
三苫薫(ブライトン)は昨シーズンよりも良い状況になっていると評価されています。プレシーズンでは戦術的な変化も見られ、以前はハーフスペース(ハーフレーン)でプレーすることが多かった三苫選手が、今シーズンはウイングゾーンでとどまるケースも増えそうです。

また、新加入の左サイドバック「デカインペル」が三苫選手との相性が良いと指摘されています。エスツピニャンとは違い、上がってきて競合するのではなく、三苫選手が仕掛ける時に適切に連携できるようです。チーム全体の戦術的な進化により、三苫選手にとってプレッシャーが少なく、より自分の強みを発揮しやすい環境になっていると分析されています。
Q. 遠藤航(リバプール)の今シーズンの見通しはどうでしょうか?
遠藤航は今シーズン、出番が増えてパフォーマンスも伸びるという見方が強いです。プレシーズンの準備が昨シーズンと全く異なり、代表戦後すぐにイングランドに戻って集中的に準備をしてきました。昨シーズンは出場時間が3シーズン平均の90%程度だったものの、今シーズンはより多くの出場機会を得られる可能性があります。
遠藤選手の特筆すべき点として、「どう生き残るか」を徹底的に考えて行動している点が挙げられました。「10分、15分しか使ってくれない」と不満を持つのではなく、「その限られた時間に全てをかける」姿勢が監督からの評価を高めているようです。また、どのポジションでも全力でプレーする姿勢や、チームのニーズを汲み取って行動する能力が高く評価されています。
遠藤選手自身も「タイトルを取りたい」という強い意志を持っており、昨シーズンの実績に全く満足していないことも明かされています。
Q. 鎌田大地(クリスタル・パレス)はレギュラーとして定着できるでしょうか?
鎌田大地は昨シーズン前半はストレスが溜まる状況でしたが、監督のやり方に割り切って自分の出番を見つけた結果、メンタル面での自信が大きく向上しました。現在はレギュラーポジションを獲得しており、ボランチの真ん中(センターハーフ)とツーシャドウの一角という2つのポジションを受け入れて納得した状態です。

鎌田選手の強みとして、「ピッチに立ってみて戦術から少し外れる判断」ができる点が評価されています。チームの戦術的な指示を理解した上で、実際の状況に応じて臨機応変に対応できる感覚の良さが評価されているようです。
また、クリスタル・パレスのスリートップの攻撃陣の中で、チームの「ヒール役」(相手にとって嫌な存在)としての役割を理解し、「相手に嫌なことをする」ことに徹しているのも鎌田選手の特徴だと指摘されています。
Q. 田中碧(リーズ・ユナイテッド)の今シーズンの見通しはどうでしょうか?
リーズ・ユナイテッドは昇格チームとして厳しい戦いが予想されています。過去の統計では、昇格した3チームが翌シーズンで全て降格するというジンクスがあり、リーズの残留確率は15%程度と厳しい見方がされています。
その中で田中碧は「リーズに必要すぎる選手」と高く評価されています。多くの選手とリンクできる位置に立ち、ボールを失わないようにパスを繋ぐ能力が高く、守備もしっかりこなします。新戦力のロングスタッフとの競合が予想されますが、専門家の見解では田中選手の方が重要な存在とされています。
田中選手の特筆すべき点として、「いいところに立ってくれるので、3人くらいのマークを引きつけてディフェンスラインの選手全員がフリーになる」という効果があると指摘されています。この特性がチーム全体の戦術に大きく貢献するため、リーズには不可欠な存在だと評価されています。