
【秀才たちの幼少期の自由研究】
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2025年8月7日
現役理系東大生たちの疑問に思ったらやってみよう精神は幼少期に培われた?竹内由恵、りんたろー。も驚きの発想が自由すぎる東大生の自由研究とは。この夏の自由研究テーマが見つかるはず。 <ゲスト> MC:竹内由恵(元テレビ朝日アナウンサー) りんたろー。(EXIT/お笑いタレント)
夏休みの自由研究どうする?東大生に学ぶ年齢別アプローチ法
夏休みの宿題で頭を悩ませる「自由研究」。子どもの年齢に合わせてどんなテーマを選び、どうアプローチすればいいのか、悩むご家庭は多いはず。番組では元テレビ朝日アナウンサーの竹内由恵さんとEXITのりんたろー。さんが、東京大学サイエンスコミュニケーションサークル「キャスト」のメンバーに、自由研究の選び方について聞きました。

「なんで?」を大切に!科学の芽を摘まないで
Q. 東大キャストとはどのような団体ですか?
東京大学サイエンスコミュニケーションサークル「キャスト」は、科学の面白さを多くの人に伝えたいという思いで2009年に結成されたサークルです。8月だけでも50件を超えるイベントを行うほど精力的に活動しています。
Q. 自由研究はどのように選べばよいのでしょうか?
東大生たちは年齢別に以下のようなアプローチを推奨しています:
1. 小学校低学年:子どもの「好き」が最高の学び
2. 小学校中〜高学年:仮説を立てて検証せよ
3. 中高生:先行研究調査をせよ
小学校低学年の自由研究:「好き」を伸ばす
Q. 小学校低学年では何を大切にすればよいですか?
この時期は子どもが自然と様々なことに興味を持つ時期です。子どもが興味を持ったことに対して親がサポートすることが大切です。「なんで?」という疑問を潰さないようにしましょう。

東大生の一人は「不思議だと思うことが科学の目です。科学の目から茎になって、花になって花が咲くまでの過程で、まず不思議だと思う気持ちが一番根っこの科学の目なんだよ」という物理学者・友永新一郎氏の言葉を紹介していました。
Q. 実際にどんな自由研究をしていたのですか?
番組に出演した東大生たちの小学生時代の自由研究には以下のようなものがありました:
セミの抜け殻の研究:東京と福岡のセミの種類や抜け殻の違いを調査
紫キャベツの色素を使った酸性・アルカリ性の実験
アジの骨をコーラに浸す実験(骨が溶けるという噂の検証)
特に印象的だったのは、宮崎莉子さん(当時小学2年生)のセミの研究です。虫が苦手だったため、生きたセミではなく抜け殻を集めて比較しました。クマゼミは耳ゼミや油ゼミより大きく、模様の色も3色と多いことを発見しています。
小学校中〜高学年の自由研究:仮説と検証
Q. 小学校中学年から高学年ではどのような研究がよいですか?
この年齢になると「仮説を立てて検証する」という科学的アプローチが大切になります。仮説とは実験や観察の前に「こうなるだろう」と結果を予想することです。そして実際に実験して、仮説が正しかったかどうかを確かめます。
仮説が間違っていた場合も「どこがダメだったのか」を考えることで、さらに探究を深めることができます。これにより論理的思考力が養われます。
Q. 人気のある自由研究テーマにはどんなものがありますか?
小学生4,200人を対象にした調査によると、人気のテーマは以下の通りです:
1. 工作(ダンボールでの作品製作など)
2. 生物観察
3. 科学実験
科学実験の例としては、身近な材料で行える酸性・アルカリ性の実験などが挙げられます。
中高生の自由研究:先行研究から新発見へ
Q. 中高生の自由研究ではどのようなことが重要ですか?
中高生になると「先行研究調査」が重要になります。これは自分が興味を持ったテーマについて、すでに分かっていることを調べることです。この過程を経ることで、まだ誰も知らない新しい発見を目指すことができます。

番組に登場した東大生の一人は、高校時代に「デンプンの研究」を行い、教科書に載っている理論に疑問を持ち、実験で検証。その結果、教科書の説明と実際の現象に違いがあることを発見し、「教科書が変わるかもしれない」という野望を持って現在も研究を続けているそうです。
Q. 他にどんな研究をしていましたか?
出演者の一人は「醤油に音楽を聞かせる」という実験を行っていました。音楽を聞かせると食品が美味しくなるという説を検証するため、醤油に音楽を聞かせてアルコール量などの変化を調べたそうです。ワインや日本酒では既に実験されていましたが、複数の微生物が関わる醤油では詳しい研究がなかったため、独自の実験を行ったとのことです。
自由研究のヒントが見つかる場所
Q. 自由研究のテーマを探すのによい場所はありますか?
東大生たちによると、科学館と図書館が特におすすめだそうです。番組に出演した東大生の多くは子どもの頃に科学館に頻繁に通っていたと答えています。ある東大生は「親が遊びに連れて行ってくれる時、2回に1回は科学館で、もう1回が川や森だった」と振り返っていました。
また、図鑑を読むことも研究テーマを見つける良いきっかけになるようです。昆虫や宇宙の図鑑に夢中になり、その後の研究に繋がったという例も紹介されました。
長期的な研究の価値
Q. 短期間ではなく長く続ける研究の意義はありますか?
番組に出演した東大生の一人は、小学校2年生から中学3年生までの6年間、アリジゴクの研究を続けていました。アリジゴクの巣作りの過程を観察し、巣の砂粒の大きさの分布を調べたり、ビデオで撮影して巣を作る際の回転方向を分析したり、越冬実験も行っていたそうです。
このように長期間にわたって一つのテーマを深く掘り下げることで、より専門的な知識や観察力が身につくことが示唆されています。

まとめ:子どもの「なぜ?」を大切に
東大生たちの話から見えてきたのは、自由研究の本質は「子どもの好奇心を育てること」にあるということです。年齢に応じたアプローチ方法はありますが、どの年代でも共通しているのは、子どもの「なぜ?」という疑問を大切にし、それを探究する喜びを体験させることの重要性です。
りんたろー。さんは「子どもの中でいろんな目が芽生えていると思うので、それを摘み取らないように水をあげられるようにしたい」とコメントしていました。
