ビジネス虎の巻
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2025年8月2日

複数名のプロフェッショナルを招いて一流だけが知る秘伝書=虎の巻を得る「ビジネス虎の巻」。記念すべき初回は三田友梨佳がMCを務め、興味関心を抱く「クレカ×ポイ活」の最適解を3名のプロから得る <ゲスト> 佐藤雄一/クレジットカードあるある(クレカ225枚所有のコレクター) https://www.y...

2枚持ちが基本的なベストプラクティスだと言われています。メインカードとサブカードの2枚構成が理想的です。メインカードはどのお店でも使える基本還元率1%以上のカード、サブカードは特定店舗での高還元率が魅力のカードを選ぶと良いでしょう。
クレジットカード業界の標準的な基本還元率は0.5%ですが、1%だと高還元、1.2%以上だと超高還元と言われています。持ちすぎるとポイント失効の可能性もあるため、まずは2枚で十分です。

年会費には主に5種類あります。初心者には「年会費永年無料」のカードがおすすめです。持っているだけでお金がかからないためコスパが良いからです。
分かりにくいのが「条件付き無料」です。例えば、セゾンパールアメックスは年間1回使うだけで年会費無料になります。三井住友カードゴールドナンバーレスは年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料になります。
カード選びの際は、カード会社のホームページで年会費条件をしっかり確認することが大切です。発行しただけで年会費が取られるケースもあるので注意が必要です。

経済圏にこだわる必要はありません。「このカードを使っているから、この経済圏だ」という程度で十分です。例えば、三井住友銀行を利用しているなら三井住友カードを発行し、SBI証券で積立投資をするといった流れで問題ありません。
経済圏に深く入り込もうとすると、「あっちのポイントは何倍、こっちは何倍」と考えすぎてしまい、切りがなくなります。利用しやすいサービスをかいつまんで使っていく方が効率的です。
ポイントには大きく分けて「日常ポイント」と「非日常ポイント」の2種類があります。
日常ポイントは、クレジットカード利用で貯まったポイントをスーパーでの買い物や生活必需品の購入に使うタイプです。日常の出費を少しでも抑えたい方向けです。
非日常ポイントは、貯めたポイントを記念日や誕生日の高級ホテル宿泊、マイルへの交換による特典航空券での旅行などに使うタイプです。特別な体験を楽しみたい方に向いています。
どちらを選ぶかは個人の価値観によりますが、両方を組み合わせることも可能です。
【子育て世帯向け】
イオンカードがおすすめです。年会費無料で、毎月20日・30日はイオン系列店で5%オフになります。子連れでも行きやすい店舗が多いのが魅力です。さらにイオンの株主優待券と組み合わせると最大7%の還元率になることも。
【ポイント交換に興味がない人向け】
P-oneカードスタンダードがおすすめです。このカードはポイント還元ではなく、請求時に1%が自動的に割引される仕組みになっています。100万円利用すると99万円の請求になるため、ポイント管理の手間がなく簡単です。
【Amazonをよく利用する人向け】
Amazonプライムマスターカードがおすすめです。Amazonプライム会員ならAmazonでの買い物が2%還元されます。貯まったポイントはAmazonでしか使えないため、交換の手間がなく便利です。
【コンビニや飲食店をよく利用する人向け】
三井住友カードナンバーレスが最適です。対象コンビニや飲食店でスマホのタッチ決済を使うと7%還元が受けられます。1万円の買い物で700円相当のポイントが戻ってくる計算になります。
決済額によって最適なカードは変わります。
・年間30万円決済:セゾンパールアメリカンエキスプレスカード
クイックペイ決済で30万円まで2%還元が受けられます。月に2万5,000円以下の利用であれば効率よくポイントが貯まります。
・年間50万円決済:エポスゴールドカードまたはイオンカード
両方とも還元率が高く、年間50万円程度の利用に適しています。
・年間100万円決済:三井住友カードゴールドナンバーレス
基本還元率は0.5%ですが、年間100万円利用すると追加で1万ポイントもらえるため、実質1.5%還元になります。
・年間150万円決済:ヒルトンオーナーズアメリカンエキスプレスカードまたはマリオットボンボイプレミアムカード
前者は年会費11,650円で週末無料宿泊特典が1泊もらえます。後者は年会費49,500円で50,000ポイント相当の無料宿泊が獲得できます。
・年間300万円以上:ヒルトンオーナーズアメリカンエキスプレスプレミアムカードまたはマリオットアメックスプレミアムカード
高額な年会費がかかりますが、ホテルの上級会員資格や無料宿泊特典など、非日常体験を楽しみたい方向けの特典が充実しています。

JALカードを特約店で使用する際の重要な注意点があります。JALの特約店(イオン系列店など)では、タッチ決済ではなく、カードの「差し込み」で決済しないと特約店としての2%還元が受けられません。タッチ決済だと通常の還元率になってしまうため、ポイントを損する可能性があります。
この仕様は分かりにくく設計されているため、特約店ではしっかりとカードを差し込んで決済するよう心がけましょう。
マイルを効率よく貯めるには「陸マイラー」という手法が有効です。陸マイラーとは、飛行機に乗らなくてもマイルを貯める人のことを指します。
主な貯め方は、ポイントサイト経由でのクレジットカード発行やお買い物です。ポイントサイトから得たポイントをマイルに交換することで、効率的にマイルを増やせます。ただし、ポイントからマイルへの交換では50〜70%程度に減少することが一般的です。
それでも、陸マイラーの手法を使えば、ビジネスクラスやファーストクラスに乗れるほどのマイル数を貯めることも可能です。例えば、ANAマイルで87万マイルを貯めれば、東京-ニューヨーク間のファーストクラスに約9回、ビジネスクラスなら約17回乗れる計算になります。
クレジットカードに付帯する海外旅行保険だけでは不十分な場合が多いです。特に子連れ旅行や米国など医療費が高い国への旅行では、別途保険に加入することをおすすめします。
カードの保険で重視すべきは傷害疾病治療費の補償額です。アメリカなどでは1,000万円の補償でも足りないケースがあります。そのため、海外旅行の際は保険会社の保険に加入して、傷害疾病治療を1億円程度にしておくと安心です。
カードによっては家族特約が付いているものもありますが、補償額が十分かどうかを必ず確認しましょう。
ポイントの活用方法は人それぞれですが、賢い使い方のひとつに「ウェルカツ」があります。これは、WAONポイントをウエルシアに持っていくと1.5倍の価値で使えるサービスです。例えば1,000ポイントが1,500円分の買い物ができるため、お得に日用品や医薬品が購入できます。
また、リクルートポイントは汎用性が高く、PontaポイントやDポイントへの交換、ホットペッパービューティーでの利用など様々な使い道があります。日常的な出費を抑えたい方に向いています。
非日常的な使い方としては、マイルへの交換やホテルポイントへの交換があります。ヒルトンやマリオットなどの高級ホテルチェーンのポイントに交換すれば、通常では手が届きにくい宿泊体験が楽しめます。
ポイントは貯めるだけでなく、使って初めて節約や特別な体験につながることを忘れないようにしましょう。