ランキング超分析
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2025年4月27日

気になるテーマのランキングを専門家と共に徹底分析し、世相を読み解く「ランキング超分析」。第8回は「暗号資産」。前編では多様なコインの特徴と将来性を解説。専門家が保有する推しコインを紹介する。 <ゲスト> 近藤智彦 SBI VCトレード 社長 松嶋真倫 マネックス証券 暗号資産アナリスト <参考書...
暗号資産市場の勢いが止まらない。東証プライムの4割に相当する約400兆円の時価総額を持つまでに成長したこの市場。ビットコインの価格は2024年に入り急上昇し、一時は1700万円を記録した。「ビットコインの次に来るものを当てたい」という声も高まる中、暗号資産のプロフェッショナルが自らの資産運用状況を赤裏に公開。今、投資すべき暗号資産とは?


暗号資産市場で最も重要なニュースは、2024年1月に米国でビットコインの現物ETFが承認されたことだ。これにより、証券会社を通じて簡単にビットコインに投資できるようになり、ビットコインの価格は1000万円を突破した。
次に大きなニュースは11月のトランプ大統領再選。この結果を受けてビットコインの価格が急上昇し、最高値1700万円に到達した。トランプ大統領はビットコイン準備金構想を掲げており、国家としてビットコインを購入する可能性を示唆している。
3番目のニュースは、暗号資産に対して規制強化を進めていた前SEC委員長の退任だ。これにより規制環境が緩和される可能性が高まっている。
4番目のニュースは4月に起きたビットコインの「半減期」。ビットコインのマイニングによる新規供給量が半分になるこのイベントは、過去のデータでは価格上昇のきっかけとなってきた。
日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)の公表データによると、現物取引高ランキングは以下のとおりだ。
1. ビットコイン - 不動の1位
2. XRP(リップル) - 国際送金を効率化するプロジェクト
3. イーサリアム - 時価総額ではビットコインに次ぐ2位
4. ドージコイン - 犬の画像がシンボルのミームコイン
5. ソラナ - 高速な取引処理が可能なプラットフォーム
6. ステラルーメン
7. カルダノ
8. ライトコイン
9. チェーンリンク
リップルは2020年に訴訟問題を抱えていたが、最近リップル社に有利な形で決着がついたことで注目度が急上昇している。
暗号資産市場全体の時価総額は2024年3月末時点で約400兆円。これは東証プライムの約4割に相当する規模だ。この市場が15年という短期間でここまで成長したことは驚異的と言える。
ビットコインは暗号資産市場の約6割を占め、時価総額はAmazonやGoogleなど世界のトップ企業に匹敵する。次いでイーサリアムが約30兆円で市場の約1割を占め、これはトヨタや三菱UFJグループといった日本のトップ企業と同等規模だ。
3位と7位には「ステーブルコイン」と呼ばれるテザー(USDT)とUSDCが入っている。これらは米ドルと連動した価値を持つ暗号資産で、合わせて市場の約1割を占めている。

ステーブルコインは法定通貨(主に米ドル)と連動した暗号資産だ。例えば1USDCは常に1米ドル(約150円)と同等の価値を持つ。
一見すると単純に米ドルを持つのと変わらないように思えるが、ブロックチェーン上で簡単に送金できるという大きなメリットがある。国際送金の手続きや高い手数料の問題を解消し、相手のウォレットアドレスさえあれば迅速に送金可能だ。
また、価格変動が激しいビットコインなどでは送金中に価値が変わってしまう問題があるが、ステーブルコインなら価値は一定に保たれる。
海外の暗号資産取引では、法定通貨ではなくステーブルコインを基軸通貨として使用するケースが多く、決済通貨として重要な役割を担っている。

SBIVCトレードのデータによると、2024年に入ってからの価格上昇率トップ3は次のとおりだ。
1. ヘデラ - 約800%上昇
2. ステラルーメン
3. OMG Network
一方、2024年1月から2025年1月までの1年間で見ると、最も上昇率が高かったのは:
1. XRP(リップル) - 411%上昇
2. ドージコイン
3. ヘデラ
興味深いのは、「上昇率ベスト3」と「年間騰落率ベスト3」が一致していないこと。これは短期間で大きく上がっても、その後下落していることを示している。短期的な利益を狙うなら上昇率の高い銘柄を選ぶべきだが、中長期で安定した成長を望むなら年間騰落率の高い銘柄の方が適しているだろう。
現在、米国で承認されているETFはビットコインとイーサリアムのみだ。ビットコインETFには約20兆円、イーサリアムETFには約2兆円が流入している。
ETF承認が期待される次の銘柄としては、XRP(リップル)、ソラナ、ライトコインが挙げられる。ライトコインはビットコインをモデルに作られた暗号資産で「デジタルシルバー」とも呼ばれる。最大発行量が8400万枚と決められており、ビットコインと同様に中央集権的な存在がない。
ETFが承認されれば、機関投資家からの資金流入が期待でき、価格上昇の可能性が高まる。トランプ政権下では規制環境の緩和が見込まれており、2025年にはさらに多くの暗号資産ETFが承認される可能性がある。
SBIVCトレード社長の近藤智彦氏の保有コインランキング:
1. ビットコイン - 「不動の1位」
2. XRP(リップル) - SBIグループがリップル社に10年前から投資している
3. XDC - 貿易金融の電子化を目的としたプロジェクト
4. アイドルトークン - 秋元康氏プロデュースのアイドルグループ関連の日本産暗号資産
5. オアシス - ゲームに特化した日本発の暗号資産
マネックス証券の暗号資産アナリスト松嶋真倫氏の保有コインランキング:
1. ビットコイン
2. イーサリアム
3. XRP
4. ソラナ
5. チェーンリンク - ブロックチェーンと一般社会のデータをつなぐハブの役割
松嶋氏はチェーンリンクについて「ブロックチェーン上に株価などの外部データを取り込むインフラを提供している。今後ブロックチェーン基盤のインターネットが広がれば、一般社会のデータとブロックチェーンをつなぐハブの価値は高まる」と説明している。
ソラナは非常に高速な取引処理能力を持つブロックチェーンで、特にミームコイン(当期的に取引される暗号資産)の取引プラットフォームとして2024年に大きな注目を集めている。
松嶋氏は「イーサリアムがMicrosoftだとすれば、ソラナはAppleのようなクールな印象がある」と表現。マーケティング戦略が上手く、実店舗を出すなどPR活動も積極的に行っている。ソラナはクールなイメージがあり、「ソラナを持っている」と言いたくなる暗号資産だという。
なお、2022年にソラナと関連の深いFTXという取引所が破産し、一時価格が大幅に下落したが、ソラナ自体は別プロジェクトであり、その後コミュニティが成長を続けている。
暗号資産はボラティリティ(価格変動)が激しいため、一度に大きな金額を投資するのはリスクが高い。少額から分散投資することが推奨されている。
また、市場が熱くなっている時(価格が急上昇している時)に買い始めるのではなく、長期的な視点で投資することが重要だ。「年単位でどうなるか」を考えて投資するべきである。
暗号資産を選ぶ際には、時価総額の大きいものから始めるのが安全。東証プライムの有名企業に投資するのと同じ感覚で、まずはビットコインやイーサリアムといった大型銘柄から検討すると良いだろう。
また、暗号資産は日本円で購入するだけでなく、ステーブルコインで保有するという選択肢もある。特に国際送金や決済を目的とする場合は有用だ。
最強の暗号資産ランキングとしては、ビットコイン、イーサリアム、XRP(リップル)、ソラナ、ドージコインが挙げられる。ビットコインは王者として揺るぎない地位を確立している一方、その他の暗号資産は各々の特徴や目的に応じて選ぶことが重要だ。
※こちらは生成AIによるまとめ記事です。