ランキング超分析
投資信託BEST5/暴落時どうすればいい?/若者向け長期・ハイリターン投信
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2025年4月6日

気になるテーマのランキングを専門家と共に徹底分析し、世相を読み解く「ランキング超分析」。第7回は「投資信託」。前編では長期投資でハイリターンを狙う投信BEST5を専門家の解説を聞きながら作成する。 <ゲスト> 篠田尚子 楽天証券資産づくり研究所 副所長 / ファンドアナリスト 河野拓郎 月刊マネー...
投資信託で資産を増やす!知っておきたい選び方のポイント
若者からベテラン投資家まで注目の投資信託。今回は専門家たちおすすめの銘柄から選び方のポイントまで、徹底解説します。


Q: 投資信託を選ぶときに見るべきポイントは?
まず重要なのは「何に投資するものか」という中身です。投資信託はさまざまな種類があり、全世界株式、米国株、日本株、インド株、テクノロジー関連など、投資対象によって性格が大きく異なります。
専門家の意見を参考にしながら、自分の投資スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。特に注目すべきなのは信託報酬(手数料)と過去の運用実績です。ただし、過去の実績が必ずしも将来の成果を保証するものではありません。
Q: 今人気の投資信託は?
2024年の人気ランキングでは、「eMAXIS 全世界株式インデックス」が1位となっています。いわゆる「オルカン」と呼ばれるこの商品は、世界中の株式に幅広く分散投資できるため、初心者にも人気です。
また「S&P500」も依然として高い人気を誇っています。米国の主要企業500社に投資するこの商品は、長期的に安定したリターンが期待できるため、多くの投資家から支持されています。
ダイヤモンド財が発表した運用実績によるランキングでは、「One 割安日本株ファンド」や「フィデリティ・USハイ・クオリティ・インカム・ファンド」などが上位にランクインしています。
Q: 若い投資家におすすめの投資信託は?
若い投資家は投資期間が長いため、ある程度リスクを取ることができます。専門家がおすすめする若者向け銘柄としては:
1. S&P500:米国の主要企業500社に投資する王道の商品
2. ゴールドファンド:金価格に連動し、ポートフォリオの安定性を高める
3. インドコア:インドの株式に投資する商品。高い経済成長が期待される
4. 米国インフラビルダーまたは宇宙開発関連:テーマ型投資として注目
5. アイトラスト・プレミアムブランドファンド:高級ブランド企業に投資
また、「i シェアーズ ファング+ ETF」も注目されています。テクノロジー関連の10銘柄に集中投資するこの商品は、高いリターンが期待できる一方で、リスクも高いのが特徴です。
Q: インド株に投資するメリットは?
インドは高い経済成長が期待されており、将来性が高い投資先として注目されています。日本の個人投資家が直接インド株を購入するのは難しいため、投資信託を通じた投資が現実的な選択肢となります。
「イーストスプリングのインドコア株式」は、インドのインフラ関連企業と内需関連企業の両方に投資できる商品です。また、「ピクテのアイトラストインド株式」は積立投資枠で購入可能な数少ない商品として人気があります。
インド株は値動きが大きいため、長期的な視点で積立投資を行うことが推奨されています。

Q: 投資信託と個別株の違いは?
投資信託は複数の銘柄に分散投資できるため、リスクを抑えながら投資することができます。一方、個別株は特定の企業に投資するため、その企業の業績によってリターンが大きく左右されます。
投資信託は運用のプロが銘柄選定や資産配分を行ってくれるため、投資初心者でも始めやすいのが特徴です。例えば「ファングプラス」のようなテーマ型の投資信託なら、10銘柄を個別に購入・管理するよりも効率的に投資できます。
投資経験を積んで知識が増えてきたら、投資信託と個別株を組み合わせたポートフォリオを構築するのも一つの方法です。

Q: 若者が避けるべき投資信託は?
若い投資家は投資期間が長いため、積極的にリスクを取ることで高いリターンを目指すべきです。避けた方が良い投資信託には以下のようなものがあります:
1. 定期分配型(年4回以上決算がある商品):長期の複利効果が薄れてしまう
2. 債券の組入比率が高いファンド:リスクは低いが期待リターンも低め
3. リスク抑制型のバランスファンド:若いうちはもっとリスクを取れる
これらは主に資産を守りたい中高年向けの商品であり、長期投資が可能な若い世代にはもったいない選択肢と言えます。
Q: 金(ゴールド)に投資する意味は?
ゴールドは伝統的に「有事の金」として知られ、世界経済の不安定な時期に価値が上がる傾向があります。しかし、最近では米国株との逆相関関係は単純ではなくなっており、複合的な要因で価格が動くようになっています。
投資信託を通じてゴールドに投資することで、実物の金を持つ必要なく、NISA(新しい個人投資家向け税制優遇制度)も活用できるメリットがあります。
ポートフォリオの安定性を高める「緩衝材」として、一部をゴールドに配分するのは理にかなった戦略です。専門家からは積立投資と相性が良いとの意見もあります。
Q: S&P500とファングプラスの違いは?
S&P500は米国の主要500社に幅広く投資するのに対し、ファングプラスはテクノロジー関連10銘柄に集中投資します。両者には重複する銘柄もありますが、濃度(集中度)が大きく異なります。
S&P500は分散されているため比較的安定している一方、ファングプラスはハイリスク・ハイリターンの特性があります。実際に過去5年のリターンではファングプラスが圧倒的なパフォーマンスを示しています。
リスクをきちんと理解したうえで両方を持つのも一つの戦略です。S&P500で安定性を確保しつつ、ファングプラスで高いリターンを狙うという組み合わせが考えられます。