MONEY SKILL SET EXTRA
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2024年9月23日

株・保険・住宅など資産運用にまつわるスキルセットを一流のプロの講義を受けて学ぶMONEY SKILL SETの応用編。今回は投資インフルエンサーふゆこ&元証券ウーマンさぶが初対談。人生を変えた投資本ベスト3を伺う。 <ゲスト> 節約オタクふゆこ(節約&投資系YouTuber) @fuyuko_...
投資の世界には様々なアプローチがあり、どの方法が自分に合っているか迷うことも多い。今回は節約オタクのふゆこさんと元証券ウーマンのさぶさんという二人のプロフェッショナルが、自分の人生を変えた投資本を紹介しながら、投資の本質について語り合った。

インデックス投資の基礎について分かりやすく解説された「敗者のゲーム」は、ふゆこさんの第3位に選ばれた一冊だ。1975年に出版されてから世界で100万部以上売れているこの本は、投資の本質を理解するのに最適だと言う。
「プロの投資マネージャーでも、9割はインデックスに負けているというデータがこの本には示されています。実はアクティブファンドのマネージャーたちが個人的に購入しているのも、半分以上はインデックスファンドだったりするんです」
さぶさんも証券会社時代の経験から同意見だ。「証券マンはアクティブファンドを売らなければいけなかった。なぜなら手数料が高いから。でも実際のところ、蓋を開けてみるとインデックスが勝つんですよね」
この本の魅力は難しい投資理論を分かりやすく解説している点だ。ふゆこさんは本を26歳まで読まなかった自分でも理解できたと話す。
特に印象的なのは、株式保有期間と投資結果の関係を示すグラフだという。このデータによると、1年だけの保有では最大-50%~+40%とリターンの幅が大きいが、保有期間が長くなるにつれてその幅は小さくなる。そして15年以上保有した場合、マイナスになったことが一度もないという事実が示されている。
さぶさんの第3位は「ゾーン」という相場心理学に関する本だ。一見すると難解な内容だが、投資における精神状態の重要性を教えてくれる一冊である。
「私が証券会社に入社した2008年、日経平均が7000円台に突入した時期に先輩から薦められた本です。いくらテクニカル分析を勉強していても、最後に買い時・売り時を決めるのは心の状態なんです」
この本では、著名なトレーダーでさえ夜眠れなくなるほど悩むことがあると書かれており、初心者投資家の心の支えになる。「勝ちゾーン」と「負けゾーン」という考え方で、特に負けゾーンから脱出するためのメンタル面のアドバイスが役立つという。
「初めて投資を始めた人が、なぜ損したことで極端に落ち込むのかも説明されています。それは2歳の子どもがおもちゃを取られた時の反応と同じなんです。マーケットに裏切られた悲しさで、大人でも精神的に弱くなってしまうんです」
ふゆこさんもこの心理面の重要性に共感し、「インデックス投資の合理性は理解できても、心理的にはやりにくいこともある。そういう面をカバーしてくれる本は貴重」と語った。
ふゆこさんの第2位は「ダイ・ウィズ・ゼロ」。この本は資産形成と現在の生活を楽しむバランスについて教えてくれる。タイトルの「ゼロで死ね」とは、資産ゼロで人生を終えるのがちょうどいいという意味だ。
「この本を読んで私の人生は本当に変わりました。会社員として節約と投資を頑張り、FIRE(経済的自立・早期リタイア)を目指していました。計算上は13年後にFIREできる予定でしたが、この本を読んで、その13年間を機会損失と感じるようになったんです」
特に印象的なフレーズは「記憶の配当」。これは思い出作りの重要性を表す言葉だ。
「70代以降、どんなに元気な人でも体力的にできないことが増えてきます。そのとき大切なのは思い出です。年に1つでも思い出作りができていれば、何十年後には何十個もの思い出になる。それが配当金のように積み上がっていく状態になるんです」
この本はワークも含まれており、人生でやりたいことを見つめ直す機会も与えてくれる。ふゆこさんはこの本を読んだ後、会社を辞める決心をし、犬を飼うという夢も実現させた。
さぶさんは「子供たちに十分な教育を受けさせたい」という想いから節約と投資を始めた。学歴コンプレックスがあり、自分の子供にはより多くの選択肢を与えたいと考えている。
「私は親の借金マイナス300万円からスタートし、それを夫に言えないまま結婚してしまったんです。だからこそ、しっかりとリスク管理をしないとこの家は終わるという気持ちで投資しています」
一方、独身のふゆこさんとは家計の状況も異なる。サブさん夫婦は月のお小遣いをそれぞれ3万5000円と決め、それ以外の投資額は月12万円ほど。対してふゆこさんは月の生活費が15万円程度で、そのうち「お小遣い」的に使っているのは1万円にも満たないという。
「私は会社員時代、月の手取り約30万円のうち10万円で生活し、残りの20万円を全て積立投資に回していました」
投資の成功には「仕組み化」が重要だと両者は口を揃える。サブさんは「最初に積立額を決めておいて、残ったお金はプール金として相場が下がった時に出動させる」方法を取っている。
家計管理でもパートナーとの共有が大切だ。「毎月マネーフォワードで今月の収支を確認し合っています。クレジットカードも家族カードを使って何にお金を使ったか互いに分かるようにしています」とサブさん。
また、投資をする上で大切なのは「心の安定」。さぶさんは「落ちるナイフは掴むな」という格言を大事にしており、下落相場ではすぐに飛びつかず、一度戻ったタイミングで買うことを心がけているという。
ふゆこさんは「インデックス投資なら、タイミングにこだわらず淡々と積み立てればいい」というスタイルだ。
「ダイ・ウィズ・ゼロ」では、45歳くらいを資産のピークにして、それ以降は少しずつ減らしていくという指針が示されている。老後不安でお金を貯め続けても、使い切れずに亡くなる人が多いという統計もある。
「結局、人はいつか死ぬわけです。それを常に意識している人は少ないですが、この限られた時間をどう有意義に使うかを考えることが大切です」とふゆこさんは語る。
「証券会社の先輩も『日本人は死ぬ時が一番お金持ちになっているのはもったいない』と言っていました。投資で増やしたお金は使ってこそ価値があるんです」とさぶさんも付け加えた。
投資の世界では数字が増えていく快感から、なかなか使えなくなる「数字の麻薬」現象も起きやすい。しかし本当の豊かさは、お金があることではなく、それをどう使うかにあるのかもしれない。
※こちらは生成AIによるまとめ記事です。