PIVOT TECH TREND
デジタル名刺で商談数6倍に
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2024年3月12日

話題のテック・新商品・新サービスをクイックにお届けする番組「PIVOT TECH TREND」。デジタル名刺「プレーリーカード」について、スタジオプレーリー坂木茜音さんにお話を伺いました。 【SPONSORED】 <目次> 00:00 ダイジェスト 00:52 ゲスト紹介 03:12 TECH 1...
ビジネスの出会いを革新するデジタル名刺「プレリーカード」とは
展示会や交流会で交換した無数の紙の名刺。それらを振り返り、次に繋げるのは骨の折れる作業だ。多くのビジネスパーソンが抱えるこの名刺の課題をテクノロジーで解決し、さらに一歩進んだ「深い繋がり」を創造するサービスが登場した。それがスマートフォンをかざすだけで自己紹介が完了する次世代デジタル名刺「プレリーカード」である。単なる情報交換のツールに留まらず、商談獲得率を劇的に向上させたり、これまでの名刺交換では想像もつかなかったコミュニティを生み出したりと、その可能性は無限大に広がる。今回は、このプレリーカードがビジネスのあり方をどのように変革し、どのような未来を描いているのか、その全貌を深掘りする。
Q. プレリーカードはどのようなサービスか?
プレリーカードは、NFC(Near Field Communication)技術を用いたプラスチック製のデジタル名刺である。ICチップが内蔵されており、相手のスマートフォンにかざすだけで、事前に設定した自身の自己紹介ページが表示される仕組みとなっている。このページには、氏名、会社情報はもちろんのこと、これまでの経歴、趣味、複数のSNSアカウント、連絡先、さらには事業内容を解説する動画や営業資料など、多様な情報を集約できる。従来の紙名刺のように、情報の記載スペースに限りがあるといった制約が存在せず、自分を多角的に表現するデジタルハブとして機能する。専用アプリのインストールや複雑な設定は一切不要であり、誰でも手軽に利用できるのが大きな特徴だ。この手軽さこそが、紙名刺に代わる次世代の出会いのツールとして注目を集める所以となっている。
Q. プレリーカードは紙の名刺と比較して何が画期的なのか?
従来の紙名刺では、伝えられる情報量が限定的であった。社名と役職、連絡先が記載されている程度で、その人のパーソナリティや多面的な活動を伝えることは困難だったと言える。プレリーカードは、この限界を打ち破る。個人の詳細なプロフィールはもちろん、自身が持つ複数のSNSアカウント、ポートフォリオ、動画コンテンツなど、紙では伝えきれないあらゆる情報を集約できるのだ。これにより、初対面の相手とも「共通の話題」を見つけやすくなり、その場でのコミュニケーションが格段に深まる効果をもたらす。例えば、同じ出身地であったり、共通の趣味を持っていたりすることが分かれば、会社の肩書きだけの関係を超え、人間的な繋がりを構築するきっかけとなる。また、「後でSNSを検索する」といった手間や検索ミスのリスクもなく、瞬時に必要な情報へアクセスできる点も画期的と言える。名刺交換という行為そのものが、より本質的な「自己紹介」と「関係構築」へと変化する体験を提供するのだ。
Q. なぜプレリーカードは誕生し、どのようにして普及したのか?
プレリーカードの開発のきっかけは、代表者の個人的な経験にある。海外でアーティスト活動を行う友人に対し、紙の名刺では彼の作品や活動の魅力を十分に伝えきれていないと感じたことが原点である。SNSを中心に活動する友人のため、もっと効果的な自己紹介ツールをプレゼントしたいという思いから、当時まだ珍しかったNFC技術を用いたデジタル名刺を着想した。共同代表は、それぞれが持つデザインと開発のスキルを持ち寄り、まずプロトタイプを制作した。このプロトタイプが、同じシェアハウスに住むクリエイターの友人たちに大変好評で、「欲しい」という声が殺到。これを受け、ベータ版のWebサイトを立ち上げたところ、予期せぬ形でSNSでの口コミを通じて広まり始めた。自分たちの予想を超えて多くの人々から反響があったことから、これはビジネスとして本格的に取り組む価値があると判断し、会社のビジョンとミッションを明確に策定。最初はC向けサービスとして展開したものの、利用者の体験を最優先し、アプリのダウンロードを不要としブラウザで完結する手軽さが、広範囲な普及の原動力となったのである。
Q. ビジネス現場ではどのように活用され、どのような成果を上げているのか?
プレリーカードはビジネスの現場で目覚ましい効果を発揮している。ある営業担当者の事例では、展示会での名刺交換時、プレリーカードの自己紹介ページに日程調整ツールのURLを埋め込むことで、なんと商談獲得率が6倍に跳ね上がったという。商談中に話が盛り上がったタイミングで、その場で次回のミーティング日程を設定できるよう誘導したことで、従来の「後で連絡します」で終わっていた機会損失を大幅に削減することに成功した。また、飲食店での活用例では、LINE公式アカウントの登録促進に効果を発揮。QRコードを読み取る手間がなくワンタップで登録ページに飛べるため、顧客の離脱を防ぎ、スムーズな友達追加を実現し、効果的なマーケティングに繋げている。さらに、自社の営業資料や商品説明の動画リンクをページに掲載することで、口頭説明では伝えきれない情報を瞬時に相手に届けることも可能だ。これは、製品やサービスへの理解度を深め、購買意欲を高める強力なツールとなる。このように、プレリーカードは単なる連絡先交換に留まらず、出会いを具体的な次のアクション、ひいてはビジネスチャンスへと直結させる強力な機能を果たしているのだ。
Q. 個人利用だけでなく、企業やコミュニティではどのように導入が進んでいるのか?
プレリーカードは当初C向けのサービスとしてスタートしたが、「自身の部署で使えないか」「コミュニティのメンバーで持ちたい」といった法人や団体からの問い合わせが殺到し、法人向けプランが開発された。法人プランでは、従業員のプレリーカード情報を一元的に管理できる機能を提供している。例えば、社内の共通の営業資料のURLを一括で更新したり、入社や退社に伴うアカウントの追加や削除を管理画面からスムーズに行ったりすることが可能だ。これにより、企業のガバナンスとセキュリティを保ちながら、全従業員のデジタル名刺活用を推進できる体制が整う。また、活用事例はビジネスシーンに限定されない。ファイナンシャルプランナーが顧客との信頼関係構築ツールとして用いたり、コスプレイヤーがキャラクターごとのポートフォリオとして活用したり、さらには愛犬や愛猫の「名刺」として飼い主同士の交流に使うといった、開発側も想定していなかった多様な使われ方が生まれている。これは、プレリーカードが個人の表現ツールやコミュニティ形成ツールとしても機能する、普遍的な価値を持っていることを示しているだろう。ユーザー自身が自らのニーズに合わせてアレンジし、新たな使い方を発見する「共創型」の広がり方を見せている。
Q. プレリーカードは未来に何をもたらそうとしているのか?また、その社会的意義は?
プレリーカードが目指す未来は、単なる名刺のデジタル化ではない。同社のビジョンは「新しい出会いの文化を創造し、コミュニケーションを豊かにする」ことである。SNSが普及し、人と繋がりやすくなった一方で、深い人間関係を築くことの難しさや、孤独感を抱える人が増えているという現状認識がある。プレリーカードは、テクノロジーの力でこれらの課題を解決し、表面的な繋がりから、より本質的で豊かなコミュニケーションが生まれる社会を創出することを目指す。また、現代社会の大きな課題であるSDGsへの貢献にも積極的に取り組んでいる。その一つが、日本で初となる木材素材でできたICカードの開発だ。木目のプリントではなく、実際に木材から作られたこのカードは、環境への配慮を示すと同時に、ユーザーに自然素材ならではの温かみを提供する。将来的には、日本の間伐材や廃材を活用し、さらなるサステナビリティの追求を目指しているという。紙名刺が抱えるコスト、管理の手間、そして情報更新の煩雑さといった様々な課題を解消し、ビジネスパーソンが自分を最大限に表現できるプラットフォームを提供することで、日本の名刺文化そのものをアップデートしていく。究極的には「日本人一人ひとりがプレリーカードを当たり前に持つ」社会の実現を通じ、より豊かなコミュニケーションが花開く未来を創造する使命を帯びているのである。