PIVOT Vlog
明るい人は得なのか?【野嶋紗己子】
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2025年8月28日

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明るい人は本当に得をするのか?悩みの解消法と印象マネジメント

Q. 明るい人は本当に得をするのか?
明るい人が得をするという考え方は、多くの場面で支持されています。特にビジネスシーンでは、明るさが持つ利点について議論されることが少なくありません。野嶋紗己子氏によれば、明るさの本質は「脳天気」に近い側面があり、課題に直面したときに「ポイっと」切り替える力と関連しているといいます。
明るい人が得をする理由として挙げられるのが「バッターボックスに立つ回数の多さ」です。つまり、明るさによってチャレンジの機会が増え、結果として成功のチャンスも増えるという考え方です。野嶋氏はこの考えに共感しつつも、日本社会における「明るすぎる人」への反応には注意が必要だと指摘します。

「日本では明るすぎる人を嫌う傾向があります。テンションのギャップが大きすぎると引かれてしまうことが多いです。特に悩みを相談したときに『大丈夫、大丈夫、なんとかなるよ』といった強いポジティブさを押し付けられると、多くの人は引いてしまう印象があります」
Q. 自分は根暗なタイプ。明るさをどう取り入れるべき?
自分自身を「根暗なタイプ」だと認識している場合、急に明るくなろうとするのではなく、状況に応じた「印象マネジメント」を心がけるのが効果的です。野嶋氏は自身の経験から、特に新しい環境や初対面の相手との関係構築において、最初の印象形成が重要だと語ります。
「東京に来てからは、これから長くお付き合いする人たちの前では、最初だけはとにかく笑顔や目の表情、声のトーンなどで明るい印象を作り出すよう心がけています。そうした努力を続けた結果、『野嶋さんはとても明るいですね』と言われるようになりました。印象というものは怖いものです」
ただし、これは単なる表面的な取り繕いではなく、コミュニケーションの入り口としての工夫です。野嶋氏は「バランスが難しい」としつつも、30代前半という時期に自分に合った明るさのチューニングを見つけていきたいと述べています。
Q. 悩みを引きずってしまう人へのアドバイスは?
多くの人が悩みを「ポイっと」切り替えることが難しいと感じています。特に仕事での失敗や批判的なコメントを受けた場合、それを引きずってしまうことは珍しくありません。野嶋氏自身も同様の課題を抱えており、それに対する独自の対処法を編み出しています。
「私が最近実践しているのは『書いて破る』という方法です。悩みの内容を紙に書き出して言語化し、その紙を実際に破ることで視覚的に悩みを断ち切るようにしています。この行為が一種のリセットボタンとなり、次に進むための区切りになっているようです」

この方法は単純ですが効果的です。野嶋氏によれば、この行為を通じて明るくなれているという実感があるそうです。具体的には、仕事での失敗やネガティブなフィードバックを受けたときに、その内容を紙に書き出し、「次に向けて頑張る」という決意とともに紙を破ることで、心理的な区切りをつけているとのことです。
Q. 印象管理とポジティブさのバランスをどう取るべき?
印象管理とポジティブさのバランスを取る上で重要なのは、自分の「軸」を持つことです。野嶋氏は映画「イエスマン」を例に挙げ、常に肯定的な態度を取り続けることの限界について語っています。
「映画『イエスマン』では主人公が常に『イエス』と答え続けた結果、人生が好転します。しかし最終的には『ノー』と言うことの大切さに気づきます。常に肯定的であることは、心が疲れてしまうことがあります」
野嶋氏は、受け入れるという姿勢をベースに置きつつも、自分の意見をしっかり持つことの重要性を強調します。「ベースラインをポジティブサイドに置くのか、ネガティブサイドに置くのかで大きな差が出る」と述べつつ、自分が守るべき範囲や軸を決めておくことの大切さを指摘しています。
Q. キャリアを通じて学んだ最も重要なことは?
野嶋氏がキャリアを通じて学んだ最も重要なことは、「バッターボックスに立ち続けること」の価値です。様々な収録を重ね、失敗や視聴者からの指摘を受けながらも、継続して挑戦し続けることで成長のスピードが変わったという実感があるそうです。
「これだけたくさんの収録をして、多くの失敗もしましたが、視聴者からの指摘をいただいた上で、自分の中でも成長のスピードが変わったという実感があります。できるだけ怖くても失敗を恐れず、バッターボックスに立ち続けることが大切です」
特に創造的な仕事において、最初は打率が低くても打席に立ち続けることの重要性を強調しています。野嶋氏自身も「最初のほうはボロボロだった」と率直に認めつつも、継続することで徐々に結果が出るようになったと語っています。
Q. 自分の印象と実際のギャップをどう考える?
自分の印象と実際の自分にはしばしばギャップが生じます。野嶋氏は以前の職場での経験から、このギャップについての興味深い洞察を提供しています。

「MBS時代の同期には対照的なタイプの女性アナウンサーがいました。彼女は常に『頑張ります、何でもやります、失敗してももっと頑張ります』というポジティブなタイプで、一方の私は『また怒られた、もうダメだ』というネガティブなタイプでした。社内では『ポジティブの清水、ネガティブの野嶋』という印象が定着していたと思います」
この経験から野嶋氏は、人の印象がいかに長く続くかを学び、新しい環境では最初の印象形成に特に注意を払うようになったといいます。ただし、これは演技ではなく、自分らしさの中でのバランス調整であることを強調しています。
結局のところ、明るさは単なる表面的な態度ではなく、困難に直面したときの対処能力や、チャレンジを続ける姿勢と関連しています。真の明るさとは、失敗や批判を受けても次に進む力、そして自分の軸を持ちながらも柔軟に環境に適応していく能力なのかもしれません。