PIVOT Vlog
なぜ、ビジネスパーソンは政治を知るべきなのか【佐々木紀彦】
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2025年8月20日

PIVOTのMC陣が普段の番組収録を通じて感じた「気づき」や「深堀りしたいテーマ」を、自由に語るアプリ・Web限定のトークコンテンツ「PIVOT Vlog」。 第四回目のテーマは「なぜビジネスパーソンは政治を知るべきなのか」
ピボットアプリの新機能と政治リテラシーの重要性
Q. ピボットアプリにはどのような新機能が追加されたの?
ピボットアプリに新しい機能が追加された。その機能は動画を視聴しながら他の動画を探せるというもので、画面下部をスワイプすることで現在再生中の動画を聴きながら他のコンテンツを探すことができる。YouTubeでは既に実装されている機能だが、ピボットもこの便利な機能を搭載した。

Q. 今後はどのような機能が追加される予定?
コメント機能の追加が計画されている。この機能により、ユーザーが質問したり、コンテンツについての感想を共有したりできるようになる。YouTubeにもコメント機能はあるが、ピボットアプリでは「濃いユーザー」からのフィードバックを受け付け、アプリの改善に活かしていく予定だ。また、ユーザーからの質問に回答する仕組みも検討されている。
Q. アプリの利点は?
アプリ限定のコンテンツが増えており、利用するとポイントも貯まる。YouTubeでの視聴も歓迎しているが、アプリでより快適に視聴できるよう改良されている。
Q. ピボットがビジネスパーソン向けに政治コンテンツを増やしている理由は?
経済メディアが政治的コンテンツを増やしている背景には、時代の大きな変化がある。かつては政治と経済が比較的分離されていた時代、特に平成の時代はアメリカの一極集中により国際政治が大きく動かなかったため、経済に集中できた。

しかし現在は政治と経済が完全にリンクする時代になっており、政治が経済より優位な時代が来ている。そのため、国際政治や国内政治を知らなければ、ビジネスの動向を正確に予測することが難しくなっている。
Q. 現代の政治状況はどのように変化している?
京都大学の国際政治専門家・細江祐一氏によると、これからの約30年間はナショナリズムとポピュリズムの時代が続くという。こうした認識を持っているかどうかで、ビジネスの意思決定が大きく変わってくる。世界で起きている経済の流れや、日本での新党の台頭などの政治変化が一時的なものなのか、長期的な流れなのかを捉える視点が重要になる。
Q. 政策を知ることがビジネスにどう影響する?
政治家の交代により政策が変わり、それがビジネスに直結する。例えば、AIやデジタル空間への規制導入の可能性や、働き方改革の制度変更などは、企業経営や個人の働き方に大きな影響を与える。政局(誰がリーダーになるか)よりも、その結果としての政策変化とビジネスへの影響を分析することが重要だ。

Q. 日本の政治環境はどう変わる可能性がある?
自民党一極集中から多頭性の時代へと移行する可能性がある。その場合、連立政権の組み合わせによって異なる政策が生まれやすくなる。オランダのように多数の政党が連立を組んで政策を決める形態に近づく可能性もある。このような政治リテラシーを高めることが、ビジネスパーソンにとって有益になる。
Q. 過去の政治と経済の関係から学べることは?
戦前の日本では、政治家が経営者になったり、経営者が政治家になったりと、政治と経済の距離が非常に近かった。山下太郎(アラビア太郎)のような人物は、1970年代に日本でトップの法人所得を誇る企業を率いながら、国際的視野と情報収集能力を持っていた。

当時の経営者は現代よりもグローバル化していた面があり、彼らの経験から学ぶことは多い。政治を「汚いもの」や「関係ないもの」と考える時代は終わり、政治が経済に与える影響を分析して自分のビジネスに活かす時代が来ている。
Q. ピボットは政治コンテンツでどのような視点を提供する?
政局報道よりも政策分析に重点を置き、国際政治の動向を中心に取り上げていく方針だ。特定の政治家が権力を握った場合にどのような政策変化が起こり、それが各産業にどう影響するかといった分析を提供していく。