超予測
【2025年超予測:日本人大リーガー】大谷二刀流は復活するか?大リーガー12名を超分析
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2025年1月18日

2025年の日本人メジャーリーガー、日本のプロ野球の注目点はどこか?大谷の二刀流は復活するのか?ソフトバンク・巨人はリーグ連覇するのか?野球解説者の里崎智也氏に超予測してもらった。 <ゲスト> 里崎智也|野球解説者 98年のドラフト2位で千葉ロッテマリーンズを逆指名し、05年にチームの日本一に貢献...
Q&A 大谷翔平は二刀流復活!2025年大リーグ予測
大リーグでは2025年シーズン、大谷翔平の二刀流復活が注目の的となる。復帰時期や成績予想から、山本由伸、今永昇太ら日本人選手の今後まで、野球解説者の里崎智也が独自の視点で解説する。

Q. 大谷翔平は2025年、いつから二刀流として復活するのか?
大谷翔平の二刀流復活は、5月のゴールデンウィーク明け以降になる可能性が高い。これは登録ルールに関係しており、選手は「野手登録」「投手登録」「二刀流登録」のいずれかに登録する必要がある。2024年は肘の手術のため投手として20イニング以上投げられなかったので、2025年シーズン開始時は「二刀流登録」ができない。
開幕から投手として登録され、20イニング投げた時点で二刀流登録に切り替えられる。週1回のペースで投げると考えると、5イニングを4試合で最低1か月はかかる計算だ。そのため、早くてもゴールデンウィーク明け、場合によっては5月末から6月になる可能性もある。
日本での開幕シリーズ(カブス対ドジャース)では、リアル二刀流としての姿は見られないだろう。投手として登板しても打者としては出場しない、あるいは両試合ともDHとして出場するパターンが考えられる。

Q. 二刀流復活後、どのような成績が期待できるのか?
打者としては、昨年の本塁打54本、盗塁59個という成績からの変化が予想される。特に盗塁については大幅に減るだろう。これは怪我のリスクを考慮してのことで、二刀流復活のためにもネガティブな要素とみなされる。実際、日本ハム時代の栗山監督も大谷に盗塁を禁止していた。
本塁打数は、シーズンを通して出場できれば50本前後は可能だろう。2023年もシーズン終盤まで怪我がなければ54本程度は打てていた計算になる。
投手としては、復帰後どれだけ投げられるかが鍵となる。勝ち星を得るには最低でも5イニング投げる必要があるが、リハビリ期間の長さによっては勝ち星が伸びない可能性もある。ただし、エンゼルス時代と違いドジャースは打線が強いため、自身が打席に立てなくても援護点は期待できる。
Q. ドジャースは2025年も優勝できるのか?
可能性は十分にある。ただし、アメリカンスポーツでは連覇が難しい傾向がある。MLB、NFL、NBAなどの「アメリカン方式」では戦力均衡を図るためのドラフト制度や分配金、贅沢税などの仕組みがあり、連覇が難しい構造になっている。これはサッカーなどの「ヨーロピアン方式」とは異なる点だ。
とはいえ、ドジャースは近年常にプレーオフに進出しており、チャンピオンになれる確率は高い。また、どのような補強が行われるかもまだ不明で、戦力はさらに強化される可能性もある。
Q. 山本由伸は2年目、さらなる進化が見られるか?
初年度は怪我もあり7勝2敗と勝ち星は少なかったが、敗戦が2つだけというのは素晴らしい成績だった。1年目の経験を経て、2年目はより自己調整ができるようになるだろう。初年度はスプリットボールに頼りすぎる配球が見られたが、シーズン終盤には様々な球種を使うようになり、捕手とのコミュニケーションも向上した。2025年はさらなる活躍が期待できる。

Q. 今永昇太は日本人投手の中でも特に活躍したが、その理由は?
今永選手の成功は、現在のメジャーリーグの打者トレンドと日本の投手スタイルがマッチしているからだ。近年メジャーでは「フライボール革命」と呼ばれる、下から上に振り上げて打つバッティングスタイルが主流になっている。
このスタイルの弱点が高め直球と低めの変化球であり、日本人投手の多くが持つ武器と一致している。今永選手のハイストレートと低めのチェンジアップ、千賀滉大のハイストレートと低めのフォークがまさにその典型だ。
回転数が同じなら、160km/hより140km/hの方が打たれにくいという事実もあり、これが速球に頼らない今永選手が打たれない理由になっている。ただし、このトレンドに対応するため、メジャーの打者も「レベルスイング」(下から救い上げるのではなく、水平に振る打法)を取り入れ始めている。

Q. メジャーでの日本人投手の怪我の多さの原因は?
主な原因はボールの違いだろう。メジャーリーグのボールは日本のボールと比べて縫い目や素材(馬革と牛革)が異なり、滑りやすい。そのため、しっかりとグリップするために指に力を入れる必要があり、それが肘への負担となる。
このグリップの差が、肘の怪我、特にトミー・ジョン手術(靭帯再建手術)につながっている可能性が高い。なぜボールを改良しないのかという点では、メジャーリーグボールの製造元であるローリングス社が独占的な立場にあり、技術改善のインセンティブが少ないことが背景にある。
Q. 菊池雄星はエンゼルスで成功できるか?
アストロズからエンゼルスに移籍した菊池雄星は、弱いチームに移ることでエースとなりやすく、自身の価値を高められるメリットがある。チーム内競争も少ないため、先発ローテーションを守りやすい。
菊池選手の特筆すべき点は怪我の少なさだ。日本から渡った投手は怪我で苦しむケースが多い中、菊池選手はほぼ無傷で活躍している。この「怪我をしない秘訣」は、もっと研究される価値がある。怪我する選手よりも、怪我しない選手から学ぶべきことが多いはずだ。
Q. 日本人野手(吉田正尚、鈴木誠也)の評価と課題は?
吉田正尚はレッドソックスでトレード噂が絶えないが、その理由は守備面の課題と、DHとしての打撃成績が「圧倒的」とまでは言えないことにある。2割8分台の打率と20本前後の本塁打では、外国人選手としてはもう少し上の成績が求められる。
外国人選手はアメリカ人の若手と同等か少し上の成績では評価されにくい。日本でも同じで、外国人選手は圧倒的な成績を残さないと起用されない傾向がある。吉田選手は、より打率を上げるか、本塁打数を増やすかの選択を求められている。
鈴木誠也も2割8分3厘、21本塁打と悪くない成績だが、外野手に優秀な選手が多いため、DHにコンバートされる可能性もある。チーム状況や他の選手とのバランスも評価に影響する。