超予測
【2025年超予測:日本サッカー】10代ストライカー。ロングボール流行
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2025年1月1日

2025年の日本サッカー、ワールドサッカーの新しいトレンドは何か?注目の選手は誰か?PIVOT FOOTBALLのレギュラーメンバーと、権田修一選手に超予測してもらった。
サッカー界の未来を語る!権田修一選手が明かす2025年の注目ポイント
サッカー界のベテランゴールキーパーとして活躍する権田修一選手を迎え、2025年のサッカー界について多角的な視点から予測を語っていただきました。若手台頭の予感や、ロングボールへの戦術的変化、世代間のコミュニケーションまで、現役選手ならではの洞察に迫ります。

Q. 2025年の日本サッカー界でどのような若手が注目されますか?
今後、世界で活躍する若手が多く出てくるでしょう。海外ではヤマルやベリンガムなどの若手が話題になりましたが、日本でもついにその波が来る可能性があります。
具体的には、塩谷選手(現在オランダでプレー中)、後藤選手(ジュビロ磐田から海外に移籍、ベルギー2部)、道脇選手(熊本からレンタルでベルギー2部)などが挙げられます。特に後藤選手は191cmと高身長ながら足も速く、アスリート能力が高いという特徴があります。
また、鹿島アントラーズのユースにいる吉田選手も南米の選手のような技術を持っており、2025年にはJリーグデビューし、日本代表入りも期待できる逸材です。
若手選手のメンタル面では、「フテフテしい」(良い意味で自己主張ができる)選手が成功しやすい傾向にあります。例えば後藤選手は試合でゴールを決めた後に相手ゴールを煽るなど強い自己表現をしますが、話してみると礼儀正しく、向上心も強い選手です。

Q. ベテラン選手の価値は2025年どのように変わりますか?
2025年はベテラン選手にとって重要な年になるでしょう。シーズンが秋春制に移行する過渡期であるため、クラブはベテランより若手を使いたくなるタイミングです。
しかし、ベテラン選手の存在価値は依然として高いものがあります。特に若手選手の育成という観点では、ベテラン選手がしっかりしていないと若手は育ちません。
2014年のブラジルW杯と比較すると、2022年カタールW杯の日本代表は世代間のバランスが良く、長友選手や吉田選手など経験豊富な選手が若手をサポートする環境があったことが成功の一因でした。
ベテラン選手は試合に出なくても、チームの中で大きな役割を果たします。例えば長友選手は、いろんな場所から様々な気持ちを持って集まってきた日本代表の中で欠かせない存在です。

Q. 日本サッカーの戦術的な変化はどのように進むと思いますか?
2025年は「ロングボール」が戦術として正当に評価される流行が来るかもしれません。神戸、広島、町田など、ボールを繋ぐことに固執しないチームが強くなっています。
勝つためには効率が重要です。ボール保持(ポゼッション)を重視するスタイルは、実は圧倒的な戦力が必要です。ロングボールは一見するとフィジカルが必要に思えますが、実際には高い位置でボールを奪えるなど日本人の体格でも戦いやすい戦術です。
しかし、日本ではロングボールが「縦ポン」と揶揄され、ポゼッションが「かっこいい」と評価される傾向があります。実際には、ロングボールは精密な計算に基づいた高度な技術であり、相手の状況を見て判断する能力が求められます。
課題としては、日本の若い世代でロングボールを蹴れる選手が減っていることが挙げられます。今の子どもたちは短いパスを繋ぐことは上手くなっていますが、ロングボールを正確に蹴る技術が失われつつあります。

Q. コミュニケーションや世代間の関係はどう変化していますか?
サッカー界でも世代間のコミュニケーションスタイルは変化しています。以前は若手が先輩より先に帰るなどありえませんでしたが、今は時代として普通になってきています。
チームの空気感によって選手の成長も大きく左右されます。選手が伸びるためには、自分の意見をしっかり言える環境が重要です。ヴィッセル神戸が強いのは、選手同士が平気で意見を言い合える環境があるからです。
海外から戻ってきた選手が直面する難しさもあります。海外の厳しい基準をそのまま持ち込むと、若手が萎縮してしまう一方で、妥協すると勝てないジレンマがあります。
選手としての芯の強さが大切です。自分がピッチでどう貢献できるかをしっかり発信できる選手が生き残ります。試合に出ていない選手でも、チームの戦術を理解し、自分がどうプラスになれるかを考えている選手は評価されます。
Q. ファンとの関係はどう変化すると思いますか?
2025年はコア層(熱狂的なファン)の成長が期待されます。しかし同時に、コア層がマウントを取る「マウント現金」という現象に注意が必要です。
熱狂的なファンが新規ファンを遠ざけてしまう事例も見られます。Jリーグや野球などで新規ファンが「もう来たくない」と感じる理由として、コアなファンの野次や威圧的な雰囲気が挙げられます。
理想的なのは、コアなファンを大切にしながらも、新規ファンを排除しない環境づくりです。清水エスパルスでは、権田選手が地元の情報番組に出演するなど、サッカーに興味がない層へのアプローチも積極的に行っています。
その結果、スタジアムの雰囲気も良い方向に変化し、テレビを見てスタジアムに初めて訪れる人も増えています。クラブの価値を上げるためには、熱狂的なファンの存在と新規ファンの獲得、両方が必要です。
Q. 海外と日本のサッカーの違いをどう感じていますか?
海外と日本のサッカーには戦術面だけでなく、「うまさ」の捉え方にも違いがあります。日本では停滞した状況での技術的な「うまさ」が評価される傾向がありますが、世界では違います。
特にスペインなどでは、強いプレスの中でも技術を発揮できる「うまさ」が重要視されます。実際、スペインリーグはプレス強度を表すPPDA値が世界で最も高く、レアル・ソシエダ、バルセロナ、ラージョ・バジェカノが上位を占めています。
久保建英選手はソシエダで厳しいプレスの中でも活躍していますが、日本代表ではその良さが十分に発揮できていない印象があります。これはレベルの差も関係しており、アジアの相手よりも高いレベルの相手と対戦した方が、彼の良さが引き出される可能性があります。
「安易なうまさ」ではなく、プレッシャーの中でも発揮できる実用的な技術、頭の良さ、身体の強さなど、総合的な能力を評価する視点が今後重要になるでしょう。
Q. 2025年の日本代表について期待することは?
2025年6月にワールドカップ予選が終わった後、9月と11月に6試合の国際マッチがあります。この時期はヨーロッパ代表との試合が組みにくいため、南米やアメリカの強豪と対戦する可能性があります。
特にイタリア代表との対戦は期待できるかもしれません。以前は日本のランクが低く、イタリアのテレビ局が「視聴率が取れない」と対戦を避けていましたが、日本の評価が上がってきているようです。
代表合宿では、代表戦の試合内容を理解し、チームにどう貢献できるかを考えている選手が評価されます。単に個人技を見せるだけでなく、チーム全体の戦術を理解した上で自分の良さを出せる選手が生き残ります。
2025年は、日本サッカーが更なる進化を遂げる重要な一年になるでしょう。若手の台頭、ベテランの役割、戦術の変化、そして国際舞台での活躍など、多くの期待が寄せられます。