MONEY SKILL SET EXTRA
私の人生を変えた投資本ベスト3【節約オタクふゆこ×元証券ウーマンさぶ 後編】
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2024年9月30日

株・保険・住宅など資産運用にまつわるスキルセットを一流のプロの講義を受けて学ぶMONEY SKILL SETの応用編。今回は投資インフルエンサーふゆこ&元証券ウーマンさぶが初対談。人生を変えた投資本ベスト3を伺う。 <ゲスト> 節約オタクふゆこ(節約&投資系YouTuber) @fuyuko_...
お金はどう管理する?投資や貯蓄の仕組みづくりが重要
投資や資産形成で大切なのは、継続できる仕組みを作ること。今回は投資のプロである節約オタクふゆこさんとさぶさんに、彼女たちの人生を変えた投資本と効果的なお金の管理方法について聞いてみました。

Q. 投資を続けるコツは何ですか?
投資を続けるには、最初に仕組みをしっかり考え、あとは「ほったらかし」にすることが大切です。最初は入り口で一生懸命考えることは重要ですが、一度仕組みができたら、あとは任せる姿勢が重要です。
特に注目したいのは「72の法則」です。これは複利の力を示す法則で、72÷年利率=元金が2倍になる年数という計算方法です。例えば年利3%で運用すると、72÷3=24年で100万円が200万円になります。
逆に年利18%で借金をすると、たった4年で100万円が200万円の借金になってしまいます。利率の力は増える時も減る時も大きく、雪だるま式に効果が出るのです。
Q. 初心者にお勧めの投資方法は?
初心者には、インデックス投資がお勧めです。個別株を選んで分析する時間をかけるよりも、市場全体の成長の恩恵を受ける方が効率的なことが多いです。
ふゆこさんの例では、日本の高配当株投資を個別に分析して行った結果と、ほったらかしのインデックス投資の結果を比較すると、4年間でどちらも約50%のリターンでした。個別株を分析する時間を考えると、インデックス投資の方が効率的だったと言えます。
また、確定拠出年金(iDeCo)も節税面や手数料の面でメリットが大きいです。60歳以降にしか引き出せませんが、老後のための「究極のほったらかし投資」として有効です。
Q. お金の管理はどうしていますか?
効果的なお金の管理方法として、口座を目的別に分ける方法があります。
さぶさんの場合:
給与が入る固定費口座
投資用口座
教育費口座
ふゆこさんの場合:
楽天銀行(生活用・楽天証券の投資用)
三井住友銀行(生活用・SBI証券の投資用)
これにより、生活費と投資に回すお金を明確に分けることができます。また、自動的に一定額を投資に回す仕組みを作ることで、継続的な資産形成が可能になります。
Q. 投資をする上で大切なマインドは?
投資で大切なのは、短期的な市場の変動に一喜一憂しないことです。例えば5%程度の下落は、長期投資の観点からは大したことはありません。
ふゆこさんは「経済成長の恩恵をちょっとおこぼれをもらうのがインデックス投資のスタイルなので、一時的な下落はそもそも気にするべきではない」と述べています。
また、投資と事業・仕事のどちらでリスクを取るかのバランスも重要です。例えば、仕事や事業で大きなリスクを取っている場合は、投資ではあまりリスクを取らない方が良いでしょう。逆に、安定した収入がある場合は、投資でややリスクを取ることも選択肢になります。
Q. おすすめの投資本は?
ふゆこさんのおすすめ本は『お金は寝かせて増やしなさい』(水瀬健一著)です。この本は金融庁主催の積立NISAフェスティバル2018で「初めての投資おすすめの1冊ベスト10」の1位に選ばれました。
著者自身がインデックス投資を20年続けて1億円を達成した実績があり、説得力があります。リーマンショックや東日本大震災などの大きな出来事を経験し乗り越えてきた著者の言葉には重みがあります。また、月にいくら投資すべきかという疑問に対して、具体的な金額の決め方も書かれています。
さぶさんのおすすめは『新しいお金の増やし方の教科書』(篠田祥子著)です。楽天証券経済研究所のファンドアナリストによる本で、女性の視点から書かれている点が特徴的です。女性が感じる「お金を増やすことへの恐れ」や「減らしたくない気持ち」に配慮した内容になっています。
また、普段の小さな贅沢(ラテマネー)を認めつつ、大きな意思決定を間違えないようにするという現実的なアドバイスも含まれています。
Q. 投資で失敗しないためのポイントは?
投資で失敗しないために重要なポイントがいくつかあります:
1. 公的な保障(健康保険、高額医療制度、傷病手当など)を把握し、過剰な保険に入らないこと
2. 極端な節約で息切れしないこと
3. 給与天引きなど自動化した仕組みを活用すること
4. 資産運用の入り口(証券口座開設など)で躊躇しないこと
5. 投資先の組み合わせを考え、適切な分散投資をすること
また、個別株投資を楽しみとして取り入れる方法もあります。例えば、子供に「お母さんが応援している会社だから」と説明しながら商品を使うなど、投資を通じた金融教育の機会としても活用できます。
投資の醍醐味を感じたいなら個別株、安定した資産形成を目指すならインデックス投資と、目的によって使い分けるのも一つの方法です。