おもいっきりキャリア生相談
#4 エンジニア編 Part2 27歳ソフトウェアエンジニア(社会人3年目) /年収500万円
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2023年10月19日

「今の会社にはそこそこ満足。でも、将来のキャリアのためには今から転職活動をしたほうがいい?」そんな悩める20代ビジネスパーソン3人がマイナビエージェントが誇るキャリアアドバイザーにガチンコ生相談! 【SPONSORED】
マイナビエージェントが語るエンジニア転職のリアル。市場価値最大化への道。
今日のIT業界ではエンジニアの市場価値が急速に高まっている。しかし、多くのエンジニアは自身の真価を理解せず、キャリアに漠然とした悩みを抱えがちである。
本記事では、日本最大級の転職エージェント、マイナビエージェントのキャリアアドバイザーが、そんなエンジニア特有の疑問や不安に対し、具体的なアドバイスと市場のリアルを明確に提示する。
自身のスキルとキャリアを見つめ直し、次の一歩を踏み出すための示唆を与える内容だ。
Q. ITエンジニアの転職市場は現在どうなっているのか?
2022年のIT業界の求人件数は2018年と比較し、約1.5倍に急増した。この背景には、ITを活用したサービスの爆発的な増加と、コロナ禍を契機とした企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進がある。
製造業を含む幅広い企業がITの内製化を進め、デジタル変革を加速させており、この人材ニーズは今後もさらに拡大すると予測される。現状はエンジニアにとって明確な売り手市場と言えるのだ。自身の市場価値が正しく評価されていないと感じる場合、それはキャリアを見直す好機である。
Q. エンジニアが抱える主な転職の悩みとは何か?
エンジニアから多く寄せられる転職相談は大きく3つのテーマに集約される。
第一に、「スキルチェンジ」。現行の開発環境や使用言語を変更し、新たな技術分野へ挑戦したいという希望だ。
第二に、「働き方」。リモートワークや柔軟な勤務体制を求めて環境を変えたいというニーズがある。
第三に、「キャリアプラン」。具体的にはジェネラリストとして幅広い視野を持つか、スペシャリストとして特定の技術を深く極めるかの方向性を模索する悩みが目立つ。これらの悩みを抱えるエンジニアは、自身の市場価値を見つめ直す機会と捉えるべきだ。
Q. スキルチェンジを成功させるにはどうすればよいのか?
スキルチェンジには年収ダウンのリスクが伴う場合もあるため、慎重な検討が必要だ。これまでの経験が活かせず、未経験と評価される可能性もある。特に異なる開発言語間での移行(JavaからC言語など)は難易度が高い。
スキルチェンジ成功の鍵は、自己学習で新しい言語や技術を習得していること、そしてその技術を学びたい理由とシステムの全体像を理解し、言語化できることにある。スキルチェンジが安易な選択とならないよう、自身の現状の経験を最大限活かせる道を探るのが先決である。
一方で、未経験からエンジニアを目指す場合、いきなりサービス開発全体に携わるのは難しい。テストや運用・監視といった比較的難易度の低い業務から段階的に経験を積むことで、着実にスキルアップを目指すのが現実的な戦略だ。
Q. 市場価値を高めるためのスキルと新たなチャンスは何か?
エンジニアの市場価値を高める上で、特定の開発言語単体を追いかけるより、既存言語のモダンなフレームワークの習得がより効率的である。例えばJavaにおけるSpring、JavaScriptにおけるReact、Vue、Angularといったフレームワークは、トレンドを捉え市場価値に直結する。
モバイル開発では、iOS専用のSwiftだけでなく、Androidでも広く使えるKotlin、または両OS対応が可能な技術の経験が重宝されるだろう。
「ゼロからサービスを開発したい」という志向を持つエンジニアには、意外にも「メーカー業界」が新たなチャンスを提供している。DX推進のためIT部門の内製化を加速させる企業が増え、外部委託に頼らず自社でシステム開発を行う動きが活発だ。このような求人は急増しており、タイミングを逃さないためにも、常に最新の情報を確認する重要性がある。
Q. 働き方の理想を追求する転職は有効か?
コロナ禍を境に、エンジニアのキャリア選択における重視点は「残業時間」から「働き方の柔軟性」へと大きく変化した。通勤時間削減によるプライベート充実を経験した結果、多くのエンジニアがリモートワークやハイブリッド勤務を求めるようになったのだ。
現在最も人気が高い働き方は「ハイブリッド勤務」である。週2〜3日はオフィス出社、残りはリモートという形態が、チームコミュニケーションと個人の柔軟性を両立する最適なバランスだと認識されている。
もし、現職の働き方(例えばフル出社体制)が理想と大きくかけ離れているのであれば、働き方を軸とした転職は十分に合理的であり、高い成功可能性を秘める。自身の理想とする働き方を実現するため、積極的に選択肢を検討すべきだ。
Q. AI時代に市場価値を高めるキャリアパスはどちらか?(ジェネラリスト vs スペシャリスト)
エンジニアのキャリアパスは、大きく「ジェネラリスト」と「スペシャリスト」に分類される。ジェネラリストは技術に加え、予算、納期、人員管理といったプロジェクト全体のマネジメントを担い、PM(プロジェクトマネージャー)へと進むのが典型的である。一方、スペシャリストは特定の技術分野を深く探求し、その道のプロフェッショナルを目指す。
過去にはジェネラリストの年収が優勢だったが、近年ではスペシャリストの価値も高騰し、現在では両者ともに高収入を期待できる状況だ。しかし、AI技術の進化はキャリアパスの選択に新たな視点をもたらしている。AIが単純な作業を代替する未来においては、AIを効果的に活用し、人間のチームを率いることができるジェネラリストの需要が今後さらに高まる可能性がある。
転職のしやすさという点では、専門スキルが明確なスペシャリストが有利な傾向にある。ジェネラリストのマネジメント経験は企業文化や事業領域に左右されやすいため、異業種・異分野への転職で評価が分かれるケースも存在する。最終的な選択は、個人の志向性や将来のキャリア目標によって決定されるだろう。
Q. 自身のキャリアを客観的に見つめ直し、「言語化」することの重要性とは何か?
多くのエンジニアは自身の持つスキルや経験の価値を過小評価し、キャリアパスに漠然とした不安を抱えがちである。しかし、専門家との対話を通じて自身の強みを客観的に「言語化」し、市場における自身の立ち位置を明確にすることで、年収アップやキャリアアップといった具体的な可能性が見えてくる。
実際に、相談者は自身の市場価値を再認識した結果、即座に転職を決意したという。漠然とした悩みを整理し、目指すべきエンジニア像の「解像度」を上げることは、キャリアの次のステップへ自信を持って進むための最も重要な一歩である。キャリアアドバイザーは、この言語化をサポートし、一人ひとりのエンジニアが理想の未来を築くための伴走者となるだろう。