おもいっきりキャリア生相談
#1 営業編 Part1 27歳(社会人5年目) 年収400万円
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2023年9月28日

「今の会社にはそこそこ満足。でも、将来のキャリアのためには今から転職活動をしたほうがいい?」そんな悩める20代ビジネスパーソン3人がマイナビエージェントが誇るキャリアアドバイザーにガチンコ生相談!転職すべきか、現職にとどまるべきか?じっくり話を聞いて導き出したプロの答えとは?計5回配信の第1弾【sp...
「このままでいいのか?」20代・営業職のキャリアの悩み|年収アップと市場価値を高める転職戦略
20代のキャリアにおいて、漠然とした不安を感じる者は少なくない。「今の会社でこのままで良いのだろうか?」という問いは、多くのビジネスパーソンが一度は抱えるものだろう。本記事では、キャリアのプロフェッショナルが実際の転職相談をもとに、その不安を解消し、年収アップや市場価値向上に向けた具体的な戦略を解説する。
特に営業職のキャリアパス、ルーティン化する業務への対処、そして転職時の年収交渉など、リアルな悩みに答える。あなたのキャリアを前進させるヒントがここにある。
Q. 将来のキャリアを漠然と考えている場合、何をすべきか?
将来のキャリアに不安を覚える20代は多い。マイナビエージェントのキャリアアドバイザー、千本氏によれば、キャリアアドバイザーにはそれぞれ得意な業界や職種があるため、自身のキャリアの方向性がある程度見えているならば、専門性に特化したアドバイザーへの相談が的確なサポートを受ける鍵となる。自分自身のことを深く知ることから始めるべきである。
キャリアアドバイザーは業界・職種ごとに専門分野がある。
自分の目指す方向性に合うアドバイザーを選ぶことで、より具体的なアドバイスを得られる。
自身の過去の経験や選択を振り返り、自身の価値観を明確にすることは重要である。
Q. 現在の仕事がルーティン化していると感じる時、転職を考えるべきか?
相談者のAさんは、社会人5年目で業務のルーティン化にキャリア停滞の不安を抱えていた。「今の仕事で得たスキルは他社で通用するのか」「手に職がない」と感じた時、新しいスキルを身につけられる環境への検討は必要なステップである。常に変化する世の中で、新しい学びや挑戦がないことはキャリア停滞に直結しかねない。
既存顧客対応ばかりで新しい刺激がないと感じる場合、新規開拓営業など異なる営業手法を経験できる場へ挑戦することが、キャリアの閉塞感を打ち破る一因となる。これにより営業としてのスキルセットを格段に広げることが可能だ。
Q. 転職を通じて年収を上げることは可能か?
多くのビジネスパーソンが転職を考える理由の第1位は「給与の低さ」である。データによると、転職で年収が上がった人の割合は約4割に上り、かつての「転職=年収ダウン」というイメージは変わりつつあるのが現状だ。特に営業職においては、その割合は平均を上回る40.5%を記録する。
これは、自身の経験やスキルと親和性のある分野へ転職することで、年収交渉を有利に進められることを示している。AI時代においても、コミュニケーション能力を要する営業職のニーズは高く、キャリアアップと年収アップを両立させることは十分に可能だと言える。
Q. 営業職がキャリアアップを目指す際に、有形商材と無形商材のどちらを選ぶべきか?
自身のキャリアパスを考える上で、「有形商材」と「無形商材」の違いを理解することは非常に重要だ。
有形商材(例:製造業の製品)は製品自体の力が強く、質の保証が比較的容易だが、売れ残りの在庫リスクや新挑戦のしにくさがある。
無形商材(例:人材派遣、ITサービス)は在庫リスクがなく、新しい挑戦がしやすい一方で、営業個人の情報力、提案力、人間力が品質を左右する。
現在の業務にマンネリを感じ、自身の力を試したいと考えるならば、営業個人の力量が強く問われる無形商材への挑戦が視野に入る。人材、IT、金融、保険、サービス関連などがそれに当たるだろう。
自身の営業スタイルや、今後伸ばしたいスキルに合わせて選択することが重要だ。
Q. 転職できる人とできない人との間に、どのような違いがあるのか?
転職を成功させる人とそうでない人の決定的な差は、自身のキャリアに「本気で向き合い、主体的に行動しているか」どうかである。成功者は情報収集、カジュアル面談などを積極的に行う一方、失敗する者はアドバイザー任せで受け身の姿勢を取りがちである。
自身のキャリアパスが明確でない場合でも、漠然とでも良いから理想の「プライベート像」から逆算してキャリアを考える思考法がある。30代や40代でどのような生活を送りたいか、どんな趣味に時間を費やしたいかを具体化することで、必要な年収や働き方、仕事選びの具体的な軸が見えてくるものだ。
また、社会人経験5年・20代という年齢は転職市場で大きな強みとなる。若さと実績の両方が評価され、未経験分野へのチャレンジもしやすい期間であるため、この武器を最大限に活かすためには早期の行動が有利に作用するだろう。
Q. 転職の際、業界と職種のどちらかに親和性を持たせるべきか?
転職のプロは、年収を維持または向上させる転職には「業界」か「職種」のどちらかの軸を変えない方が良いと指摘する。全てを未経験の分野に変えると、評価が下がり年収ダウンのリスクが高まるためだ。
相談者のAさんのように営業職としての経験を活かしたい場合は、現職とは異なる業界(例:IT、金融、教育など)に挑戦しつつ、職種は営業職を続ける形が望ましい。このアプローチにより、経験者として評価され、新しい分野への挑戦と年収維持・向上の両立が期待できる。自身の得意な職種で市場ニーズのある成長分野に進むことは、キャリアアップの確実性を高めるだろう。
Q. 面接で年収アップの希望を正直に伝えてもよいか?
面接の際、年収アップを希望することは決して厚かましいことではない。キャリアアドバイザーの千本氏は、むしろ正直に伝えるべきだと明言する。その理由は、希望を隠して入社した場合、入社後の条件不一致により早期離職に繋がりかねないためである。
「なぜ年収を上げたいのか」という具体的な理由(例:正当な評価を求めている、将来のライフプラン実現のためなど)を論理的に説明し、企業との間で期待値をすり合わせる姿勢が不可欠である。このコミュニケーションにより、ミスマッチを防ぎ、長期的に活躍できる関係を築けるだろう。