
2022/08/12
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クレジットカードを使っていると、毎月の支出が正確に把握しづらい。それを解消するために便利なオンライン決済生活を諦め、現金で生活する夫婦も少なくない……。そんな状態の夫婦に、スマートバンクの「B/43(ビーヨンサン)」ペアカードはどう役立つのか。
「結婚したり、子どもが産まれたりしたタイミングで『貯蓄を増やしていこう』と考える人は多くいます。貯蓄を増やすには収入をあげるか、支出を減らすかのどちらかしか方法がありません。そこで初めて真剣に食費や生活費などの変動費の推移を知りたいと思う人がいくつかサービスを調べていく中で、B/43のペアカードに出会い、使ってくれているそうです」(瀧本氏)
実際、家族カードを解約して、B/43一本にしたという人もいるという。利用者の約7割が利用開始から3カ月後も継続し、3カ月継続した後はほぼ100%が使い続けるという驚異的な継続率が特徴だ。

どのように使うべきか、具体的な導入方法を紹介する。
B/43はVisaカードのイシュアという位置付けでプリペイドカードを発行しているため、Visa加盟店での決済情報を把握できる。その結果、今月は食費にどれくらい使ったのか、生活費にどれくらい使ったのかがアプリ上で自動的に振り分けられる。

瀧本氏と堀井氏のユーザーインタビューの結果から、ひとつの導入方法を提案したい。
①最初は食費の支出管理から。月にいくらの食費を使うかを決めて、2〜3万円などその額をチャージ(現金、銀行口座、クレジットカード入金が可能)。
②食費はすべてB/43で決済するようにする。月の途中で明細をチェックし、使いすぎている場合、原因を把握する。細かくみなくても、ざっくり月の収支が合っているかどうかを確かめるだけでも有益。
③慣れてきたら、チャージ金額を増やし、日用品や消耗品などのオンライン決済にも使う。
④決済のボリュームゾーンは食費や生活費だが、家族で使うNetflixなどのサブスクの支払いに使うのもお薦め。「私がずっと払っているのに」という不公平感がなくなる。使っていないのに払い続けていたということも防げる。
⑤月末にそれぞれの項目で目標とする金額に収まっているかどうかなど、チェックして振り返る。
加盟店の店情報での振り分けとなるので、「ドラックストアで飲み物と洗剤を買った」というときにはまとめて日用品となってしまうが、月々の上限にいっていなければいいとゆるく管理したほうが続けやすい。
B/43にチャージするのは、あくまで夫婦で使う「共有」のお金。自分のお小遣いや貯蓄はお互いに開示する必要がないのも、心理的に導入しやすい。夫婦が同等に稼ぐ「パワーカップル」の家計管理にも向いている。
また、「ポイントを貯めて、うまく使う」というリテラシーが高く、「現金管理は抵抗がある」と言う人もいるだろう。B/43へのチャージはクレジットカードも使える点もいい。
日常の決済→見直しのサイクルがうまくできるようになったら、子供の教育費や旅行費用を別に貯めて、そこから使うという「ポケット機能」をうまく活用したい。
「育児休暇に入ったタイミングで、子供用の資産管理と自分たちの家計管理のためにB/43のペアカードを使い始めた例があります」(瀧本氏)
出産したタイミングで児童手当や親族からのお祝いなど“子供に関するお金”をもらう機会が増えていたが、新規で銀行口座を開設すると管理の手間も増えるためどう管理するか悩んでいた。
そこでB/43 のなかで、事前に毎月の予算を設定できる機能や目的ごとにお金を分けて管理できるポケット機能を活用。

銀行口座を作る手間もなく、子供のお金と普段のお金を分けて管理できるメリットは大きい。児童手当(子供の年齢・人数によるが、月1万~1万5000円。所得制限あり)を貯めるだけでも、大学進学に必要な金額が貯められる。
瀧本氏はプロダクトリリース後もたびたびユーザーインタビューをしている。その中で夫婦やカップルのお金管理がうまくいかない一番の理由は、「パートナー間のお金のコミュニケーション不足が原因」と指摘する。
「どちらか1人が管理している状態になり、情報の非対称性が生じている人が多くいました。月末に管理しているほうが、『今月足りていないから生活費を追加でもらえないか 』と相談すると、支出の状況を把握していないほうは『なんで足りないの?』と言ってしまう。すると、お金のことを相談しづらくなります」(瀧本氏)
ペアカードでお互いがアプリ上で支払いの通知や残高などを確認できると、情報の透明性が高まりコミュニケーションを取りやすくなるという。
「『うち、意外と高級スーパー使ってるね』と、支出の見直しについて会話にのせやすい。ユーザーの中には食費の支出を見直すことで、月2万円も支出を減らした人もいました」(瀧本氏)
毎月支払いが生じる公共料金や携帯電話料金などには使えないなど、万能ではないが、キャッシュレス時代に慣れたパワーカップルなら、変動費の管理ツールとして導入するのも一手だろう。
