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[1歳児ワーママ]仕事と子育て両立のコツ【小手森千紗】
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2025年12月8日
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PIVOTのMC陣などが「深堀りしたいテーマ」を、自由に語るアプリ・Web限定のトークコンテンツ「PIVOT Vlog」 <目次> 00:00 仕事と子育てを両立させる時間術 04:40 子育てがもたらす意外な効能
仕事と子育てを両立し、パフォーマンスを高める時間管理術:生産性とウェルビーイングを最大化する戦略
ビジネスパーソンにとって、仕事と子育ての両立は大きな課題である。多くの人が時間の制約や完璧主義の重圧に直面し、ストレスを感じているかもしれない。しかし、この両立は単なる「やりくり」に終わらず、自身の生産性向上とウェルビーイングを同時に叶える新たな機会となる。
本稿では、完璧主義を手放し、限られたリソースを最大限に活用する時間管理の秘訣から、子育てがもたらす知られざるポジティブな効能まで、仕事と子育てを力強く両立するための実践的な戦略をQ&A形式で解説する。

Q. 仕事と子育ての両立で最も重要な時間管理の秘訣は何ですか?
仕事と子育てを両立させる上で、最も重要なのは「完璧主義を捨てる」ことにある。多くの人は仕事でも家庭でも理想を追い求めがちだが、限られた時間とエネルギーで全てを完璧にこなすのは不可能だ。自身のキャパシティを冷静に評価し、どこに重点を置き、どこで手を抜くかを明確にするのが肝要となる。
具体的な時間管理術としては、まず「リソース(働く時間)を初めに固定する」意識が求められる。例えば、オフィスでの勤務時間を「9時-17時」と厳格に定め、厳守する。この外的な制約があるからこそ可能となるアプローチが、固定された時間枠内での最大限の成果を追求させ、ダラダラとした残業を避ける習慣を確立させる。この制約は、逆説的に高い集中力を生み出す原動力となる。

また、在宅での追加業務が発生した場合も、「1時間だけ」と明確に時間を区切り、タイマーを積極的に活用する。タイマーが刻々と残り時間を減らすのを見ることで、極度の集中状態に入り、普段より短い時間でタスクを完了させる能力が高まる。これにより、夜遅くまで仕事を引きずることなく、質の高い休息を確保できる。このアプローチは、子育ての有無にかかわらず、全てのビジネスパーソンが実践できる時間管理術だ。
Q. 一日のスケジュールを効果的に組み立てる方法はありますか?
一日の中で生産性を最大化するためには、脳のパフォーマンスが高い「ゴールデンタイム」の活用と、タスクの性質に応じた適切な配置が不可欠である。一般的に、人間の脳は午前中に最も活動的で、集中力や創造性が高まるといわれている。この時間帯を最大限に生かすことで、質と効率を両立させることが可能だ。
具体的な戦略として、思考力や集中力を要する重要なタスクや企画業務は、午前中にスケジュールをブロックし、最優先で取り組むべきである。例えば、資料作成や戦略立案など、深く考える必要のある仕事は午前中に割り当てるのが効果的だ。一方で、会議や録音、打ち合わせなど、時間の長さが事前に決まっている受動的なタスクは、集中力のピークが過ぎた午後に配置するのが良い。これらのタスクは、自身がどれだけ集中力を発揮しても時間の短縮には直結しないため、午後に回しても全体の生産性への影響は小さい。このようなタスクの住み分けを意識的に行うことで、一日のエネルギーを最も重要な業務に集中させ、最大の効果を得ることが可能となる。
Q. 突発的な業務や家庭の事情に対応するための工夫はありますか?
仕事においても子育てにおいても、予期せぬ事態は日常的に発生する。子どもの急な発熱、学校行事、あるいは職場での緊急対応など、計画通りにいかないことは多々あるだろう。これらの不測の事態に柔軟に対応し、自身が疲弊しないようにするためには、「バッファー(予備時間)の確保」が極めて重要になる。バッファーは、スケジュールに意図的に設ける「空白の時間」であり、この余裕が突発的な事態への対応を可能にし、ストレスを軽減する働きを持つ。

具体的な方法としては、週に1日、あるいは特定の午後に「何も予定を入れない日」を設定することを推奨する。一見すると非効率に思えるかもしれないが、このバッファー時間はすぐに埋まる傾向がある。週次の定例ミーティングの調整、顧客からの急な相談対応、家庭での急務など、常に何かしらの緊急案件が発生し、その吸収に役立つからだ。この予備時間を確保することで、急な事態が発生しても既存のスケジュールを大幅に狂わせることなく対応でき、結果として残業を減らし、睡眠時間を削る事態を避けられる。計画段階で意図的に余裕を持たせることこそ、持続可能なワークライフバランスを築く上での肝となるだろう。
Q. フレックスタイム制などの柔軟な働き方が、両立にどう影響しますか?
近年増加しているフレックスタイム制やフルフレックス制といった柔軟な働き方は、仕事と子育てを両立する上で非常に大きな恩恵をもたらす可能性がある。出退勤の時間や働く場所の自由度が高いことは、子どもの送迎や看病、学校行事への参加など、家庭の都合に合わせて柔軟に対応できることを意味する。これにより、子育てによる制約が仕事に与える影響を最小限に抑え、精神的なゆとりを持って業務に取り組むことが可能だ。もし現在の勤務環境で両立に課題を感じているのであれば、こうした柔軟な働き方が可能な企業への転職を検討することも有効な選択肢となり得るだろう。
しかし、一方でその自由度の高さゆえの難しさも存在する。時間の裁量が大きい分、自己管理能力が強く求められるからだ。自分で働く時間を律し、生産性を維持するためには、明確な目標設定と計画的な実行が必要となる。先に述べた「時間を固定する」「タイマーを活用する」「バッファーを設ける」といった時間管理術は、特にフルフレックスのような環境下で真価を発揮するだろう。柔軟な働き方であるからこそ、主体的にルールを設定し、それを守ることが、仕事の質の維持と過度な労働時間の抑制に繋がる。自由と自己管理のバランスが、柔軟な働き方を成功させる鍵となるのである。
Q. 子育てはビジネスパーソンのパフォーマンス向上にどのようなプラスの効果をもたらすのですか?
子育ては時間的な制約を増やすだけでなく、実はビジネスパーソンのパフォーマンス向上に寄与する「知られざる効能」を多く含んでいる。自己啓発本が説く理想的な習慣が、子育てによって無意識のうちに実践されるという点が興味深い。多忙な中でも、ポジティブな側面に注目することは、両立を成功させる精神的な支えとなるだろう。
一つ目の効能は「早寝早起きが自然と身につく」ことだ。子どもは曜日に関係なく毎日ほぼ決まった時間に起床するため、親も早起きを余儀なくされる。この「愛ある強制力」により、意思だけでは継続が難しい早寝早起きが習慣として定着する。規則正しい睡眠サイクルは脳と体の疲労回復を促し、早起きは集中力の高い時間を生み出すため、日中のビジネスパフォーマンス向上に直結するだろう。夜の仕事はタイマーで区切り、睡眠時間を確保する相乗効果も期待できる。

二つ目は「自然と触れ合う時間が増える」ことである。子どもとの生活では、公園での遊びが日常の一部となる。これにより、大人だけでは意識しないと難しい日光浴や自然の中での活動が自然と増える。自然に触れる時間は、ストレスを軽減し、心身のリフレッシュを促す効果が科学的に証明されている。これも意識せず健康的な習慣を維持し、仕事のパフォーマンスを高める要素となる。
三つ目の効能は「スクリーンタイムが激減する」ことだ。子どもの前ではスマホをいじりたくないという親心や、子どもから目を離せない状況から、スマートフォンに触れる時間が大幅に減少する。このデジタルデトックスは、情報過多による脳の疲労を軽減し、集中力や思考力を回復させる。結果として、紙の本を読む時間が増えるなど、より質の高い情報摂取や自己投資の時間に繋がり、長期的な視点でのビジネススキル向上にも貢献するだろう。WHO推奨の「2歳までのスクリーン不接触」実践は、子どもの健全な発達だけでなく、親自身の生活習慣改善にも寄与する。