教育新常識
【理系東大生45名に聞いた最高の勉強法】
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2025年7月31日

東大生はどんなノートの取り方をしているのか。勉強の復習をするタイミングでアウトプットしやすくなる。東大専門塾【鉄緑会】とは? 現役理系東大生に最高の勉強法を聞いた。 <ゲスト> MC:竹内由恵(元テレビ朝日アナウンサー) りんたろー。(EXIT/お笑いタレント) <目次> 00:00 ダ...
現役東大生が教える最強の勉強法!勉強が楽しくなる親の関わり方とは?
東大合格を目指す多くの受験生が気になる「効果的な勉強法」。今回は現役東大生に、彼らがどのように東大に合格したのか、その秘訣を聞いてみました。特に注目したいのは、「親との関わり方」や「学習環境の整え方」です。地方出身者や塾に通わずに合格した学生もいて、さまざまな角度から勉強法のヒントが得られます。

Q. 東大生の学習環境や親との関わり方はどうだったのか?
現役東大生の多くが、親の存在が勉強への意欲向上に大きく影響していたと語っています。特に富山県出身の中瀬さんは、母親が「勉強は楽しいもの」と幼少期から伝えてくれたことが大きかったと言います。

小学2、3年生の頃、母親と一緒に漢字検定の勉強をして親子で合格した経験は、勉強の楽しさを実感する重要な機会になったそうです。母親は通信教育の教材をチェックしたり、高校受験の過去問を分析したりと、まるで専属家庭教師のように一緒に勉強に取り組んでくれました。
同じく地方出身の宮崎さんも、中学受験の際に塾に通わず、親のサポートで合格しています。特に印象的なのは、母親が宮崎さんの分からない問題を職場に持って行き、昼休みに考えてヒントをくれるという献身的なサポートでした。英語の検定も親子で一緒に受けることで、良い意味での競争心も生まれたようです。
Q. 東大生はどのような勉強法で合格したのか?
東大生の勉強法は一様ではなく、それぞれが自分に合った方法を確立していました。
まず注目すべきは、受験期の勉強時間です。アンケートによると、東大生の半数以上が1日6時間以上勉強していたことが分かりました。しかし中には、高校3年生の1月まで部活に没頭し、共通テスト後から本格的に勉強を始めて一発合格した学生もいます。
勉強のスタイルも様々で、中瀬さんは完璧主義の性格から、小中学生の頃は定期テスト前に10時間勉強することもあったそうです。問題集のすべての問題に完璧に答えられるよう、回答欄を隠して問題を解く練習を繰り返していました。

宮崎さんは、通学時間を有効活用するため、始発電車で学校に行き、朝の会までの75分間を勉強に充てていました。さらに昼休みも食事の時間を30分、残りの30分を勉強に使うなど、隙間時間を徹底的に活用していました。
記憶法についても、教育心理学の理論を応用する学生がいました。覚えた内容を徐々に間隔を開けながら複数回復習することで、記憶の定着を図るという方法です。
Q. 東大生のノートの取り方に特徴はあるのか?
東大生のノートには独自の工夫が見られました。堀越さんのノートには、問題を解いた後の感情や反省点まで記録されていました。「悔しい」と記すことで、同じ失敗を繰り返さないという強い意志が感じられます。
多くの学生が余白を意識的に作り、授業中に補足情報を書き込める工夫をしていました。宮崎さんは、覚えたい内容をオレンジ色のペンで書き、赤シートで隠して暗記できるよう工夫していました。
中瀬さんは用途別にノートを分け、授業用、テスト対策用、間違いまとめ用と3種類のノートを使い分けていました。特に東大の記述式問題対策として、自分の解答を東大の回答用紙のサイズに合わせて練習するという徹底ぶりでした。
一方で、田中さんは紙にほとんど書かずに頭の中でインプットする勉強法を実践していました。ただし、数学や理科など思考の過程を整理する必要がある科目では、ノートを活用していたそうです。
Q. 東大生はどのような塾や予備校に通っていたのか?
東大生へのアンケートによると、73%が塾や予備校に通っていたことが分かりました。中でも多かったのは東進ハイスクール、次いで鉄緑会や駿台予備校です。
特に注目すべきは鉄緑会という塾で、東大医学部を意味する「鉄」と法学部を意味する「緑」を合わせた名前の通り、東大専門の塾だそうです。講師は現役東大生で、常に最新の東大入試を研究しているのが特徴です。戸田さんによると、鉄緑会では東大の過去問10年分の解説が充実しており、地方の学生からは「都会にある何か分からない恐ろしい存在」と思われているそうです。
一方で、地方出身で塾に通わずに合格した学生もいます。中瀬さんは地元の公立高校から、宮崎さんは福岡の私立中高一貫校から、それぞれ塾なしで東大に合格しています。
Q. 東大受験を意識したきっかけは何か?
東大受験を意識したきっかけとして最も多かったのは、「学校の先生の影響」でした。多くの学生が高校1年生頃に先生から勧められたことがきっかけで東大を目指し始めたと答えています。
中には幼少期から明確な目標を持っていた学生もいます。戸田さんは6歳頃から宇宙について学びたいという思いを持ち、おばあちゃんからもらった宇宙の本やNHKの番組をきっかけに、宇宙に関する勉強を続けてきました。
また、海外からの帰国子女である田中さんは、小学校6年生で日本に戻ってきて1年間で中学受験の勉強をし、英語の強みを活かして他の教科も伸ばしていったそうです。
Q. 子供が勉強好きになるために親ができることは?
東大生の話から、子供が勉強好きになるために親ができることがいくつか見えてきました。

1. 勉強を「楽しいもの」として伝える姿勢が重要です。中瀬さんの母親のように、親自身が勉強を楽しんでいる姿を見せることで、子供も自然と興味を持つようになります。
2. 子供と一緒に目標を設定し、達成感を共有すること。例えば、漢字検定や英語検定を親子で受けるなど、共通の目標に向かって努力する経験は貴重です。
3. 分からないことをサポートする姿勢を持つこと。宮崎さんの母親のように、子供の疑問に真摯に向き合い、一緒に考えることで、子供は勉強への意欲を高めます。
4. 勉強環境を整えること。多くの東大生が家庭内でのプリンターの活用や、問題集のコピーなど、物理的な環境整備の重要性を語っています。
親が子供の「伴走者」として一緒に勉強に取り組む姿勢が、子供の学習意欲を高める重要な要素であることが分かりました。
Q. 東大生から見た「最強の勉強法」とは?
東大生が語る「最強の勉強法」をまとめると、以下のようになります。
1. 自分に合った勉強スタイルを見つけること。完璧主義の中瀬さん、隙間時間を活用する宮崎さん、感情も記録する堀越さんなど、それぞれが自分に合った方法を確立していました。
2. 理解と暗記のバランスを取ること。単に暗記するだけでなく、教育心理学の理論を取り入れるなど、効率的な記憶法を意識していました。
3. アウトプットを重視すること。インプットした知識をどのタイミングで何回アウトプットするかを意識して勉強するという方法は、多くの東大生が実践していました。
4. モチベーション管理の工夫をすること。「悔しい」という感情を記録したり、「どうせみんなできないから私ができたら有利」と前向きに考えたりと、モチベーションを維持する工夫が見られました。
5. 親や周囲のサポートを活用すること。親との二人三脚、学校の先生への質問、友人との切磋琢磨など、周囲の人との関わりが重要です。
多様な勉強法を持つ東大生の話から、「正解は一つではない」ということが分かります。大切なのは、自分に合った方法を見つけ、継続することです。